結婚を機に何かが変わるということは期待できないのだろうか?
「彼氏は今、タレント活動を休んでいますが、今後また活動を再開するのか、このまま正社員の道を目指すのか、迷っているところです。彼氏は奨学金の返済も抱えているので、月収は20万円以上ありますが貯金はゼロです。私も貯金は15万円程度。まだ結婚は無茶でしょうね」
「結婚したいのに相手がいない」という悩みを持つ人は巷に大勢いるが、丸山さんのように相手がいるのに結婚に踏み切れず、その理由が「経済的な不安」というのは、なんとも歯がゆい。
雀荘の女の子は使い捨て
綺麗なうちに一歩前進したい
ところで、今の雀荘の仕事はあとどのくらい続けるつもりなのだろう?
「女子は見た目重視で、20代に見えなくなったら今の店はやめなくてはいけません。20代に見える人は、既婚者でもシングルマザーでも働いていますけど、私自身はあと2年くらいと思っています」
実際、丸山さんは28歳。見た目はあと数年大丈夫かもしれないが、結婚・出産などを考えると、あと2年というのが妥当なところなのだろう。
「とにかく、本業のタレント業をもっと増やして売れたいです。年齢が高くなっても活躍できる場として、今は声優のレッスンを週1回のペースで頑張って受けています。顔が出るものではテレビの再現VTRの仕事など増やしたいですね」
雀荘の女の子はキレイな間だけの使い捨て、ということをきちんと分かったうえで、しっかり稼いですっぱりやめようという覚悟があるようだ。
雀荘でニコニコと世話をしてくれるこの美女は、2年後には麻雀の世界に背を向けて飛び立ってしまう。どうか、夢をかなえて幸せになってほしい。