南2局
南3局
めくれどもめくれども、配牌上向かず。こんな配牌じゃムリだっちゅ~の…
しかし、石橋は腐らない。自分に出来る精一杯の選択を繰り返す。
たしかに、麻雀とはそういうゲームだ。「ツイてない」とぼやくのは簡単だ。しかしぼやいたところで現状を打破できるわけでもない。石橋のひたむきな姿勢を見て、ついつい配牌やツモに文句を言ってしまいがちな自分を恥じた。
その辛抱が、オーラスに「いままでよりちょっと良い」配牌を呼び込む。
南4局2本場
ドラドラ&1メンツある。今までよりは良いが、間に合わせることは出来るか…
次巡、
待望の役牌が重なり、
対面の松本からポン。そして、
おお!急所のペンをツモ。
このとき、上家茅森の手牌、
なんと、石橋の欲しいとが出ていく形。ここは茅森打7p。そして石橋がチーしてテンパイ。茅森は安易にを切らず、ギリギリまで粘ったが、
この形になっては仕方がない。
いったん茅森をかわして石橋が3着浮上。しかし、その差は200点。親被りによって軽くひっくり返る点差だ。
南4局3本場
5巡目の石橋、
ここは…
打。ホンイツが本線で、ドラをスンナリ使える場合だけは染めなくてもいい、というのが狙いだろう。
をポンしてイーシャンテンに。そして…
このツモでホンイツに照準を定める。打としてドラのをギリギリまで絞ったのちに…
を鳴いて打でホンイツテンパイ。これをアガればラス回避が見えてくるぞ…。
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