という感じで選んだのかもしれない。
この辺りの選択はまさに天才といったところで、さすがに隙が無い。
またこういった「なんかいい一打」も持ち味だが、対局中に物怖じをするタイプではないというのも彼女の特徴のようだ。
前述のUさんに言わせると
「大統領や、アラブの石油王と打っても物怖じすることはない」
とのことだ。そんな人がいるのか・・・
石油王と打っても物怖じしないのならMリーグの舞台ではなおさら恐れることなど何もないだろう。
1月に入ってからも存分に暴れまわってほしい。
画像のシーンは、2着目の高宮が形式テンパイを入れたところ。
自分もテンパイし直して、でラス目たろうのリーチに放銃してしまった局面だ。
私は最初、高宮が形式テンパイを入れて点差を詰められることに焦りを感じて、放銃してしまったのかな?と思っていたが、今になればこれは茅森なりに冷静に判断したうえで押したのではないかという気がする。
確かに放銃してしまえば2着に落ちるかもしれないが、たろうのリーチは5200の可能性は十分にあり、それならば放銃してもトップだ。
自分がオリて流局すれば、点差は6200点から3200点に縮まってしまう。
自分がテンパイ取れるなら取れるに越したことはないだろう。
案外、茅森の物怖じしなさが出た一局だったのかもしれない。
さすが天才すぎる女雀士茅森。
全く隙がないように見えるが、そんな彼女にも唯一苦手なものがあるという。
それは・・・
「しゃべること」
残念。私はMリーグで茅森の解説が聞けるのを楽しみにしていたのだが、難しいかもしれない。
しかしそのかわり得意の麻雀でトップを取って頂いて、たくさんインタビューでお話が聞けるのを楽しみにしている。
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