さすがの園田も一瞬止まった。しかしは朝倉の暗カンのおかげで、100%通る牌であること、そして鼻息リーチ2人と愚形でめくりあうのは不利なことを瞬時に確認して
静かにを置いた。結果的に園田の待ちは0枚で勝ち目がなく、次の巡目に
近藤へ12000の放銃をするのだが、カンせずの選択は熱い戦いの中でも冷静に状況を分析した、最後の小さな克己だったように思う。
4者4様の選択が絡み合い、非常に見応えのある1局だった。
いよいよこれまで積み上げてきたものが1点に収束される。
ファーストステージ終了のXデーを間近に控え、気温と反比例するようにMリーグは熱を帯びていく。
(C)AbemaTV
麻雀ブロガー。フリー雀荘メンバー、麻雀プロを経て、ネット麻雀天鳳の人気プレーヤーに。著書に「ゼロ秒思考の麻雀」。現在「近代麻雀」で戦術特集記事を連載中。note「ZEROが麻雀人生をかけて取り組む定期マガジン」、YouTubeチャンネル「ZERO麻雀ch」
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