だから勝負できる手牌にするべく、三色変化まで待ったのではないのだろうか?今回はたまたま寿人の現物だから追っかけリーチはしなかったものの、おそらく寿人のリーチが無ければリーチをしているように私は思った。
結果、勝又がをツモって700-1300。
これをもったいないと思った視聴者も多くいると思うが、私は美しい麻雀だなと思った。
勝又の才能、実力をいかんなく発揮したアガリだった。
しかし、この対局を制したのは要所要所でアガリを決めて攻め切った茅森だった。
一回戦のような麻雀を貫いて行けば茅森はもっとトップが増えるだろうし、二回戦の勝又のような麻雀を打てばトップの回数こそ減るかもしれないが、2着が増え、ラスが減るはずだ。
フェニックスが4位に浮上して、いよいよもう誰が決勝に進むのか分からなくなってきた。どのような結果になろうとも面白い麻雀がきっと待っている事だろうと思う
危険な鬼太朗
小説家に憧れる中で、競技麻雀に惚れ込んだ二十代。視聴者と一緒の視点に立ってわかりやすい記事を書いていきたい新人ライター。ツイッターはこちら→危険な鬼太郎
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