奇跡の逆転優勝へ…一度も失敗が許されない白鳥翔、極限の押し引き【熱論!Mリーグ/FS第16節】

しかし次巡、当たり牌のをつかみ、ここは打待ちに受ける。高宮の捨て牌にあると自分が強打したのおかげでは中筋だ。

このを高宮からとらえて、5800点の加点!

自分の手牌の強さで比較をして、他家のリーチに降りたり押したり。白鳥の良さが存分に出ていた東場だった。

南2局

親の高宮がリーチ

できれば三色にしたかったが、崩れてしまった。ダンラスなので変化を待たずにリーチだ。ツモって裏が乗れば4000オール。まだまだ戦線には復帰できる。

高宮の一人旅かと思われたが、ここで園田も聴牌。

危険牌のを打つくらいならば、トップや風林火山の勝又を交わすためにリーチを打つかと思いきや、ヤミテン。少し不思議なバランスだなと思った。

ここで園田が高宮のロン牌のを引いて撤退。

ドラがだとと持っている可能性が高く、筋とはいえ無筋より危険な牌だ。自分がを2枚。ドラ表で1枚と3枚も見えているのでその危険性も上がっている。

ここで園田が反撃!

当たり牌の2枚、も暗刻にして再度待ち聴牌!今度はリーチとした!

自分の待ちが悪くなく、巡目が深くなればなるほどアガリ率も放銃率も低くなる。ここでツモって裏1だとマンガン。トップまではもうすぐそこだ。

白鳥とはまた違ったバランスで会場を沸かす園田。惜しくも流局したが、狙いはすごかった。

白鳥はこの半荘トップはとれたものの、目下ライバルのドリブンズは2着。

果たしてこのドリブンズの好調を止めるチームは現れるのか?

(C)AbemaTV

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀新刊&おすすめ/