第1ツモでダブが重なる。
さらにまで重ねてしまう。
これで満貫が狙いやすくなった。
これだけ材料があると、さすがにセレブも鳴きたくなるようだ。
松本から打ち出されたをポン。
「ホントは自力でもいいんだけど、たまにはいいでしょう」
かなり渋々鳴いているように見えるのは、気のせいだろうか…
「ドラも絡まない愚形ターツなど、出ていきなさい」
単純な打はお気に召さない模様。カンのターツを払っていく。
そしてをチーして打。好形を残すための喰い伸ばしだ。
お嬢様はどうしてもドラを御所望の様子。
いやいや、中張牌のドラなんてそんな簡単に引けるわけが…
「ん?何か文句でもありまして?」
なんとあっさりしたことか。これが黒沢の”太すぎるツキ”なのか?
しかし、珍しい黒沢の鳴きで全員が警戒している。
とのシャンポンの部分が埋まらずに流局かな…
「私を誰だと思っているの!?」
おみそれしましたああああああ!!!
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
誰も予想しなかったドラの2枚引きでテンパイ。
「私のツモはこうでなくっちゃね」
その表情からも自信のほどが読み取れる。
さすがの“麻雀IQ220”も予測不能の手順。
勝又から12000を討ち取り、独走状態に入ったのであった。
普段は姪っ子を溺愛する料理上手な美食家だが、卓に着いた途端、ゴージャスでファビュラスなオーラを放って光り輝く。
そのオーラにひれ伏した選手は数知れず。来期もセレブ旋風が卓上に吹き荒れる。
(C)AbemaTV
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