続・雀頭の作り方【近代麻雀 つおくなる! みずぐちむ講座】

みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第14回】

こんにちは、みずぐちむです。
花粉の時期もピークを過ぎ去った頃でしょうか。
大変そうにしている周りの人々を尻目に、私は花粉症のかの字もなく毎年春を平穏に過ごしていたんです。が、が…!もう駄目かもしれない。これ以上は何も言えません…。

何を切りますか?
図1
 ドラ

図2
 ドラ

第14話 トカゲの尻尾って切ってもまたはえる?

みずぐちむ奥義

さて今回は頭の作り方第二弾!

前回はヘッド固定とメンツ固定のコツを書きました。他にも頭で悩むことはいっぱいありますよね。

例えば、単騎テンパイ取りたくなーい! って時ありませんか?

そんな時のコツから紹介していこうと思います。

まずは次の図1の手牌から何を切りますか?

 ドラ

はい来ました、ドラ単騎テンパイ。

いっちゃえー! ってドラ単騎リーチも悪くはないんですが、なんかもったいなくないですか?

他の形がいいので、みずぐちむは必殺メンツ崩しをオススメしたいと思います。

ここで活躍するのがの連続した2メンツです。

を切ったら引きで頭ができ、を切ったらで頭ができます。

切った牌の筋以外でテンパイと覚えておきましょう

今回の場合は345の三色があるので切りが大正解となります!

特に手役がない場合は場況を見てどっちを切るかしっかり考えておきましょう。

ごちゃっ→おりゃ~

次は頭が欲しい時の浮き牌に関してですが、図2から何を切りますか?

 ドラ

を切るかを切るかの選択ですが、浮いてる2だしどっち切っても一緒だーって、適当に切ったらダメなのです。

ちゃんと頭を作りやすい方を残しましょう

みなさん答えはお分かりですね? 頭ができやすいのは残しです。

の形で残しておくと、引きは激嬉くて、引きでも頭候補となってピンズの二度受けペンチャンを払って一歩前進できます。

一方はどこまでいっても、ただの孤立したです。

頭が欲しい時は、ごちゃっとした部分や繋がりそうな部分を残す! が鉄則です

保険を掛けてぶっ壊せ

2話に渡ってここまで頭を作る話を書いてきましたが、最後に頭をぶっ壊しちゃうケースも書きます

ドラ

みずぐちむ講座をご愛読いただいてるみなさん、この手は息を吐くようにを切りましょう!

頭はなくなってしまいますが、「リーチを打てない手組みにしない」がみずぐちむ流です

まずタンヤオの一飜を確定させてから、頭はまた後でもう一回作りましょう。

連続形なのでいくらでも頭ができるチャンスはあります。

頭に捉われず、時にはぶっ壊しも大切です!

次回はリーチをしない時の手組みについて書こうと思います。

トップ目はあまりリスクを追いたくないものですよね。

オーラス和了りトップの時も門前で手作りするよりできれば仕掛けられる形にしてサッと和了りたい。

そんな時どんな手組みにすればいいかを紹介します。

それではまた!

(初出「近代麻雀」2018年6月15日号)

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