みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第4回】
こんにちは!みずぐちむです。
前回書いた糖質制限は、ラスを引いたら体重公開という鬼畜な名麻雀番組に備えてでしたー(笑)
無事に体重を公開することなく終わり、全てから解放されてラーメンライスを食べたら激しく胃もたれ… やりすぎました…。
第4回:白馬の王子さま私を連れ去って♥
いつまでも子供でいたい
みなさん高い手って好きですよね? 私も大好きです!
私も牌効率を無視して手役を追うことはよくありますが、テンパイしづらい選択をしている分、和了れる可能性も下がります。
だからどこかで妥協して「これでいっか」とすることも時には必要なのです。
子どもの頃は無限大の夢も、大人になるといつまでも夢を追い続けていてはいられない… なんか悲しい話になってしまいましたが、今回は打点とスピードの兼ね合いのお話をしちゃおうと思います!
無邪気な子供って可愛い
まず図1の手牌を見てください。
図1
東一局南家
何巡目までなら目指せホンイツ? 何巡目ならリーチ?
ピンフテンパイしました。
メンピンは十分えらいですが、と払っていけば化ける手です。
あなたは何巡目までテンパイを外し、何巡目からリーチを打ちますか?
私のおすすめは9巡目くらいまではテンパイ外しです!
早い巡目だとこれをメンピンにしてしまうのはもったいない。
しかし、遅い巡目だとテンパイし直すかも分からないし、仮に数巡後メンホンテンパイをしても和了る時間が残ってない… その基準にするべき巡目はみずぐちむの経験的に、9巡がベストだと思います!
でも、これはもちろんルールや場況によって変わってくるので、柔軟にいきましょう☆
お次はこんな形。
ドラドラ1の両面テンパイ。
もしもドラがなかったとしたらのトイツを落としていくテンパイ外しがかなり有利ですが、ドラがいっこあると悩みますよね。
外した場合、最小メンタンドラから超うまくいけばメンタンピンツモ三色ドラ裏の倍満なんてこともあるかも知れないので、外した時の未来はかなり明るいです。
なのでドラ1でもテンパイ外しが有利だとと思いますが、さっきの問題と違う点があります。
あちらはメンピンでしたがこちらはリーチドラ1なので現在の打点としても裏が乗った時の打点上昇率もこちらの方が優っています。
なのでさっきよりもテンパイ取りの巡目は少しだけ早まるとイメージしてください。
何巡目という正解は存在しませんが、「よしテンパったリーチ!」ではなくて、本当にリーチしてもいいものかどうか巡目や点棒状況と相談してよく考えて選択していきましょう!
みずぐちむ的には8巡目までは落とし、それ以降はリーチしますよ。
夢を見続ける大人も素敵
今まではテンパイ取らずのお話でしたが、次はイーシャンテン取らずのお話です。
図2
ドラ
図2の手牌はイーシャンテンに取れますが、これをイーシャンテンに取ってもリーチのみ、もしくはリーチピンフにしかなりません。
最低でもタンヤオをつけて打点のあるリーチを打ちたいところです。
こういった手はイーシャンテンとは見なさず、高い手のリャンシャンテンだと思ってパッとが切れるようになりましょう!
これをイーシャンテンに取るのは、かなり終盤に形式テンパイを取りに行く時だけです。
みずぐちむは12巡目までリャンシャンテン戻ししますよー。
極力リーチのみにはならないように進めることが大事です。
リーチプラス2飜以上を目指しましょう!
次回は、手役選びのコツを教えます!
例えば一気通貫と三色の両天秤どうしたらいいの~! にみずぐちむが答えちゃう。
ではまた!
(初出「近代麻雀」2018年1月15日号)