みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第7回】
こんにちは、みずぐちむです。
寒さも本格的になってきましたね。みなさま風邪を引かぬようにお気をつけくださいね!
私はこの時期に入るお風呂が大好きです。熱めのお風呂は苦手だったのですが、最近は42度くらいの「あー」ってゆっくり身体を慣らして入るお風呂が好きです。
1日2回のお楽しみ☆(ベロベロに酔っ払った時を除く♥)
第7話 忍法手牌透かしの術♥
石橋は叩いて渡らず
相手の仕掛けへのケアって大変ですよね。リーチはテンパってますよー! って教えてくれるけど、仕掛けはテンパってるかどうかも分かりづらい。
仕掛けてる人に対して押す時、その仕掛けが高そうか安そうかを考えることはとっても大事です。
押していい仕掛けと押しちゃダメな仕掛けを見極める方法をみずぐちむが教えちゃいます。
それでは図1を見てください。
図1
東一局 西家捨て牌&仕掛け
??????? ポン ポン ドラ
自分(北家)の手牌
仕掛けている西家は役牌のポンとポンの2副露。
マンズとソーズの真ん中をバラ切りして、なんだか高そうですね。
だいたいホンイツ、たまにトイトイもあるかもって感じでしょうか。
そんなところで北家のあなたの手牌は、を切れば良形の完全イーシャンテンにとることができます。
西家のホンイツっぽい仕掛けもまだ数牌が余ってなくてテンパイしてる可能性は低そう。
今のうちいっちゃえ! おらっ! ってしてたりしませんか?
それはダメゼッタイです。
相手がテンパイしているかしていないか不明ですが、打ったらだいたい高いです。
役牌ポンのドラ色ホンイツ、ロンって言われたらだいたいマンガンです。
それに対して自分はリーチのみのイーシャンテン。
自分の手がもっと高いならを切るメリットもありますが、あまりにもリスクとリターンが合っていません。
自分の手が安いなら、相手の進行が分からない時は張ってると思って打つのがいいですね!
隠れ身の術を成敗
手役で高い系以外にも危なそうな仕掛けと大丈夫そうな仕掛けがあります。
例えば、ドラが中張牌で捨て牌1段目に全然薄くないリャンメンをチーされた時、あなたはどう思いますか?
自分だったらを考えてみるとおのずとどんな手か見えてくると思います。
もしタンピンのリャンシャンテンやイーシャンテンだったら、わざわざ鳴いて1000点を必死に和了ろうとしませんよね。
逆にドラドラもしくはドラ暗刻だったとしたら? 誰かに和了られる前に早くテンパイして和了りたいですよね。
不自然な仕掛けには理由アリ、警戒して打ちましょう。
分身の術もオミトオシ
最後に、図2のような仕掛けをされた場合はどうでしょう。
図2
??????? ポン チー ドラ
赤あり麻雀だったら手の内に赤が内蔵されているかもしれないですが、赤なしの場合はほとんどが1000点です。
打ってもいいやの気持ちで押していきましょう。
ノーテン罰符のことを考えると降りた方が高い失点になりそうです。
ただし、こういう仕掛けでもドラが役牌の場合は暗刻のケースがあるので、そこはケアして打ちましょうね☆
次回は麻雀における損得を考えてみよう! のコーナーです。
人生も麻雀も損をしない選択をしたいですよね。
それではまた!
(初出「近代麻雀」2018年3月1日号)