Mリーグ2018ベストオブ【村上淳】〜21人のMリーガー名場面集〜

 当然の追いかけリーチ!!

 

が、ダメ。

 

今度は3メンチャンで

「リッチ!!」

 

が、

今度も勝又にうまくかわされてアガれず。

ファイナルシリーズもダメなのか・・・

そんな気配が漂う。

東3局

手は入っている。

を切っていてスジひっかけになっている。

マンガンにもなることだし、普通はリーチしそうなものだ。

リーチ超人村上は当然・・・

ダマ!

Mリーグを見ていて気付いた方もいらっしゃると思うのだが、村上はあまりリーチを打たない。

なのに二つ名は「リーチ超人」なのだ。

「リーチすればいいのに」

村上を見ていて、そう思うことも少なくない。

この手も「リーチすればいいのに」と思って見ていたが・・・

おっ?手替わりしたぞ?

今度はダマでマンガン確定。

高めのツモだとハネマンだ。ここはダマで良さそうだ。

なるほど、リーチ超人とは言えないけどもうまく打つもんだな。

 

『リッチ!!!』

 

えっ?ここで?

のシャンポン待ちなら他家から充分出アガリも期待できそうだったが、この待ちは簡単に出アガリできる待ちではない。

仕掛けていた白鳥もテンパイを入れる。

なるほど、は白鳥の現物でも何でもない。

ダマにしていたところでそれほど出アガリしやすいわけではなかった。

それならば・・・

ツモったときにハネマンが確定していた方が良い。

最初にリーチをかけていればこの景色は見られなかった。

続く東4局

今度はこの手からを切ってテンパイ取らず。

ツモればマンガンのテンパイを崩すのはかなり勇気がいる。

先ほどと違いテンパイに取らなかったのは、にくっつければ456の三色にもなり、ハネマンが見えるからだろう。

村上の中でひとつ「ハネマン」というのが基準になっているような気がした。

を引いて今度はどうする?

 こんなテンパイに興味は無し。

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