このが出ることになってしまった。
この長い戦いに終止符を打つ3900は5400のアガリ。
D卓からは堀慎吾が決勝進出となった。
オーラス一度は逆転されるものの、再びアガリ返してトップを奪取という熱い展開になった。
堀と藤田二人に目が行きがちだが、そうしたオーラスの攻防の裏では、吉田と岩﨑両者の「自身の逆転の目が確かに見えるとき以外は、勝負に水を差すような甘い牌は打たない」という強い矜持が感じられた。改めてこの対局を作り上げた4人全員の尽力には、感服だ。
さて実は今回紹介した”構想力”はほんの一部に過ぎない。特に後半は試合が熱すぎて、構想力について書く余裕がなかったが、この四人の構想力は本当に豊かで、見ていて感嘆する場面が非常に多かった。恐らく全部書いていたら、この観戦記が掲載されるのは一か月後になるだろう。
ぜひとも実際に対局映像を見ていただいて、その選手の構想に思いを巡らしてもらいたい。
磨いた構想力は必ず武器になる。
もしかしたら来年の最強は
あなたかもしれない。
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