日向藍子、朝倉康心のデッドヒートの結末…そして今後のMリーグの展望はいかに!【熱論!Mリーグ】担当記者:東川亮

日向は瀬戸熊、沢崎には満貫まで放銃でき、自身の目からはある程度ドラが見えている状況だが、そもそも朝倉に放銃ができない以上、まずは朝倉の現物を打っていくしかない。

結末は・・・

 

沢崎から瀬戸熊への放銃。

しかも放銃したが裏ドラで、5200点の手がハネ満に化けた。

ちなみには朝倉の中スジになっており、日向の手にも1枚。

中スジを頼った結果日向が放銃、瀬戸熊にまくられて3着転落という可能性もあり得た状況だった。

正念場をくぐり抜けた日向。

試合後には、ようやく「らしい」笑顔が見られた。

こうして、1/9の2試合が終わった。

この日は第1試合と第2試合で各チームの着順がそっくり入れ替わり、ポイントの変動は全チームともプラスマイナス一桁にとどまった。

下位にいたU-NEXT Piratesとしては少しでもポイントを積んでおきたかったところだろうが、一方で現在首位のKADOKAWAサクラナイツなどにとっては、こうしてポイントをキープしたまま試合数だけを減らしていくというのは、決して悪いことではないだろう。

レギュラーシーズンは折り返しをすぎ、もうすぐ全日程の2/3を消化しようかというところまできた。

ここからは徐々に1試合、1節の結果が重いものとなってくる。

そして、他チームのポイント状況を踏まえた選択なども見られるようになってくるかもしれない。

ファンの方々にとっても気が気でない日々が続くが、それがリーグの面白さだ。

どのチームを応援しているにせよ、この緊張感をみんなで楽しみ、盛り上がっていければと思う。

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