あまりに相手の当たり牌を掴む姿がコメント欄で揶揄されるほど不運だった。しかし、負け続けて自分の麻雀に自信が持てなくなってしまうこともある中で、己のベストバランスを崩さず勝ち切ったのは、紛うことなき松本の強さだろう。
そこには自分の麻雀の打ち方を支持してくれるチームメイト、そしてファンの姿があったに違いない。
今日の試合でABEMASは3位に浮上、気づけばドリブンズも最下位から脱出と少し前と比べると随分と違う様相を呈してきた。各チームとも残り20試合となり、いよいよ終盤戦へと突入する。松本の復活でフェニックスの牙城が崩れるようなこともあるだろうか、激化していく戦いからいよいよ目が離せない。

日本プロ麻雀連盟所属・35期後期生。麻雀と着物と民俗学が大好きなプロ雀士。
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