その7 細かい選択こそ、要注目
麻雀で目立つのは、いつだって派手な部分です。しかし、それを支
細かいことはいいんだよ!という考え方で強い人も多いのですが、
細かい部分は、実況解説も拾いこぼしも多々あるので、自分の目で
さて、それでは早速今回のお題に参りましょう。朝倉康心選手のこの超チャンス手。ここから朝倉選手は何を切ったでし
解答
打![]()
解説
大三元も見えるこの大チャンス手、素直に
を切る人がほとんど
やはり
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か
の形にして
以外をポ
ここで
を切ってしまうと
以外だと
を引くしか大三元テン
それでは、なぜここで朝倉選手は
を切ったのでしょうか?
いつものように順を追って考えていきましょう。
①大三元には勿論したいが、現状トップ目。小三元ホンイツの18
②
を切ると現状の裏目は
1枚だけ。しかし7sを切ると裏
の3枚。この2枚差は大きい。
③この仕掛けに対して、
どころか誰も甘い牌を切らないと考える
④仕掛けはできないと考えると、この手はとにかく受け入れ枚数重
⑤となると②で言ったように、現状での受け入れMAXにしたい。
という感じです。
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ポン![]()
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ポン![]()
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一見不自由なカン
固定に見えますが、
引くとカン
かカ
か選べ、
引くとカン
になり、
や
がアンコにな
となるので、実はそんなに不自由す
大三元に囚われていると、この
切りの発想にはなりません。
そして
切りの発想が浮かんでも、やはり大三元がちらついてな
この手は和了ることが第一!大三元は二の次!
その意思があって、
切りとなります。
そしてこの和了優先の一打が、このような結果を呼びました。
なんと和了優先したことにより
を引き入れ、見事大三元のツモ
最初に
を切っていると、この手は今やっとテンパイです。
誰も甘い牌を切ってこないことも読み通り、まさに針の穴を通す
切りとなりました。
結果だけ見ると、運だけの大三元か!と思いがちですが、実はこう
細かいことは大事なので、皆さんも派手な部分だけに捉われないよ
それでは、また!

















