麻雀の情報格差
技術格差が縮小
人気のオンライン麻雀で、複数のブランドで好成績を挙げてる人がいますね。
個性の違うサイトでも通じる腕なら、リアル麻雀のルールやレートの差も克服できそうです。
私のような雀荘経営者や雀ゴロの中には、半チャン10万回の長いキャリアを持つ人もいます。
キャリアが腕に繋がるウェイトは大きいですが、ゲームでももちろんOK。
リアル麻雀より時間金銭ともに遥かに手軽ですからね。
かつて閉鎖したCPU対戦に比べればリアルとほぼ同等のかけ引きが堪能できる。
ゲームでルールや点数計算を覚えて、練習もほとんどネットが主流。
やがてセット麻雀でもフリーでも遜色のないゲームが楽しめるようになる。
それはトッププロも証明してます。
大むかしの手積み時代は、学校や会社の先輩に授業料をたくさん貢いでから人並みに打てるようになった。
自動卓の改良で得点差確認ができるようになり、ゲームが格段におもしろくなりました。
私がたまに打ってた古いルールに「持ち点申告無し」がありました。
嫌でしょ。変態ですわ。
当然暗算が得意な人が強い。
東風戦だったので私でも何とかなりましたが、東南戦だと絶対無理。
今はそういう情報格差や技術格差が小さくなって、全員が公平に楽しく遊べるようになったのは嬉しいです。
ツモ ドラトップの親との差は7700点。親がを切ってるのでダマでツモ直どちらもOKのチャンス。
○ツモ5200は点差が65/78詰まる。
これを知ってないと、リーチかダマか迷ってしまいます。
トップ取りへの正解はややダマ有利かと思いますが、それは平均着順の話。
○分かんないからリーチ。
これがけっこう強い。
直撃チャンスを逃し平均着順は下がるかもしれませんが、平均収支アップに繋がるんです。
先の申告無しルールでも似たような物。
○めんどうくさいリーチ。
が素点とチップを稼いで、トップ2回分なんてのは今も同じなんです。
コロナ禍の
経営者のボヤキ
本誌が出る頃には、今度こそ緊急宣言が解除されてると嬉しいです。
とは言う物の宣言が無くなればコロナが消えるワケじゃないのが悩ましい。
逆ですもんね。
早めの緩和策に喜んだらまた感染爆発が起こったらイヤだし。
私もこんなに長引くとは思っていなかったので、雀荘の経営判断も失敗が多かったように思います。
たとえばこんなの。
1.家賃の2か月間の減免など、ある店では30%値引きと70%保証金からの引き当て。つまり新たな現金を出さずにクリア。
これは保証金が多額だった時代に賃貸契約をした店舗なので。最初は良かったんですが、すぐに正常化するだろうと楽観してて失敗。
2.次は最初から交渉決裂で、上のようなお願いは一切認められず、それがイヤなら出てったらどうですか、と言うもの。
保証金の返却などに関して合意や和解できないまま。
今は訴訟になってて裁判所が両者の言い分を取りまとめ中です。
もちろん自分ではできないので、弁護士さんにお願い。
双方のプロが法律と証拠に基づいて進めるだけなので、特にストレスは無し。
近々裁判所から和解の提案があるそです。
3.ストレスになっているのは、現在自分でやってる別の店の家賃その他の条件交渉。
私のようなテナントも苦しいですが、大家さんも中に挟まれた不動産屋さんもたいへん。
と言っても、不動産屋さんは99%大家さんの見方。
テナントは解約で縁が切れますが、オーナーとは続きますからね。
例外は大手チェーン。長い付き合いがあり、これからもそれを維持したい。
麻雀仲間の不動産屋さんに聞いたんですが、優秀な大手飲食チェーンは、まだ外国人観光客がいっぱい来てた、一昨年の暮れには値下げ交渉をしてたそうです。
私なんか見事な周回遅れですわ。弁護士さんに相談しながらやってますが、結果によっては閉店もやむなし。
コロナで医療崩壊などで犠牲者が増えたのはたいへん残念ですが、今回は少なくとも一段落はしそうだとの予測が多い。
みなさんの中には、仕事が減ったり無くなったりの方もたくさんいると思います。
私が払っている給料は、店舗の閉鎖は営業時間短縮で1年半前の半分。
そんな事業所だらけですからね。