これは、
普段、傍若無人な「フリ」(と私は思っている)をしているのに、
打牌はまるで、雀荘にいる常連のおっちゃんのようにシブい、
龍惺ろたんが紡ぐお話である。
東家:村上淳(チームアトラス)
南家:える(チームアキレス)
西家:龍惺ろたん(チームヘラクレス)
北家:因幡はねる(チームグラディウス)
ちなみに、私は観戦記執筆のために神域リーグを「選手4窓+応援配信4窓+公式」の計9窓で見ているのだが、その中でも抜けてよく響いてくるのは、ろたんの無邪気な声だ。
今日は、その「ろたんの声」とともに、名場面を振り返っていきたい。
まずは東3局1本場。
この生気のない配牌を、
ここまで仕上げたろたんは、
「もうツモ番がない!リーチしたってしょうがないでしょーー!!」
ダマテンに構えた!
は残り5枚でそれほど多くなく、愚形待ちのような心持ちでダマるのも有力だ。
これを、局の最終盤に出アガリ。
「安い安いー!!」
…そ、そりゃダマにしたからねw
続いては、東3局の3本場。
粘って親番を続けている、ろたんの手は、
タンヤオ赤ドラのイーシャンテンになっていた。
ここで、ろたんは、
を河に放った!
「コワいから先、切っただけ〜」
と言っているように、対面の村上がソウズのホンイツをしていることを気にしていたのが理由だ。
こうすれば七対子のイーシャンテンにもなるのも面白い。
さらに、
上家から出たを、
鳴いた!
「ろたんは、まだあのリーチ棒に執着がある!」
ということで、供託狙いのチーだ。
「それは!だ!を出せー!!!」
と吠え続けるろたん。気づけば、村上のカンが入って、新ドラの乗ったろたんの手は満貫になっていた。
そして、
あと筋となったが、えるからこぼれて12000のアガリに。これで、ろたんはトップ目に立つ。
続く東3局の4本場、
押せ押せの展開の中、
下家はねるのリーチを受け、ろたんは、
「オリる!」
堅い!
テンパイするまでには、との無筋2枚を押さないといけないので、トップ目としてガードを固めた。
この局は流れて、東4局の5本場へ。
中盤を迎えたところで、ろたんが選んだのは、