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(左から)鈴木大介 菅原千瑛 猿川真寿 中田花奈
「BEAST JapanextからBEAST Xにチーム名が変わりまして、来年からBS10チャンネルで『BEAST ROAD』とかも放送されるようになって、より多くの人の目につくようになります。そこでいいアピールをするためにも、Mリーグで勝ちたいと思っています。
昨年敗退してからは、僕は基本的に座学のほうを重点的にやって、それを試して、という形でやっていました。今月に入るくらいまでは楽しみな気持ちが強かったですけど、いざ直前となると、緊張や不安みたいなものもちょっと出てきています。
目標は、とりあえずはセミファイナル進出です。(入れ替えの)レギュレーションにもかかってきますし、それを含めて、最初のほうの試合が大事になると思っていますので、最初から飛ばしていきたいです」
「セミファイナルに進出できなかったので開幕まで時間があったんですけど、やっと来たな、早く打ちたいな、というのが今の気持ちです。
1年目の最初にはじまるときは、あまり右も左も分かっていないような状態もある中でのワクワクだったんですけど、今回は多少慣れもあって、分かったこともたくさんあって、自分がどうしていったらいいか、ということについて、自分を見つめられる期間だったと思います。それも意識して、さらにパワーアップして2年目を迎えたいと思ってやってきました」
「2年目ということで慣れの部分もあって、気持ちでも余裕が出てきたかなと思います。また、将棋のプロをやっていてあまり緊張しないほうだと思って、去年も緊張していないつもりでやっていたんですけど、振り返ってみるとどうしても肩に力が入っていたところもあったかなと思っていたので、今年はその分が抜けて、いつも通り前を向けた麻雀が打てるかなと思います。
1年麻雀プロ活動を続けてしっくりくるところはあったので、今年は自分らしく打つということをテーマに行きたいと思います。
(髪型を変え、側頭部に「X」のそり込みが入っているが)初めてそり込みを入れたので、今はこれで将棋対局を指せるのかなと、そっちのほうが心配です(笑)」
「先日、昨年に続いてチームの初日に出場する選手を決める投票企画があって、昨年は怖くて『投票しないでください』って言ってしまったんですけど、今年は『見たいと思っていただけたらうれしいな』と思っていたので、そこは自分の中でもすごく心境の変化があったと感じました。
(投票の結果、開幕戦に出場するが)昨年のあんな結果なのにまだそのように言ってもらえるのはすごくありがたいことなんですけど、これでまた結果が残せなかったらラストチャンスかもしれないと思うので、ちゃんと結果を残して、いい戦いをしていきたいです。昨年は麻雀自体参加できずに終わってしまった試合も多く、せっかく試合に出ているのに何もしないで終わってしまうと言うのが自分の中でも心残りだったので、たくさん参加して、ラスもすごく増えると思いますけど、トップも増やしていきたいです。
(今年、具体的に変えようとしてきたところは)攻撃型、と言われるところには追いついていないと思いますけど、昔は守備的すぎたので、だいぶバランスには寄ったかな、というのは自分の中で思っているところです。普段のセットとかではほとんどの牌を押して、自分の中で『この牌だけは切らない』というのをすごく狭めて打っていました。放銃もすごく増えたんですけど、押すことの怖さはだいぶ減った感覚はあります。それはもっと早く調整しないといけなかったんですけど、それをこのオフシーズンでやってきました」