みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第23回】
こんにちは、みずぐちむです。
そういえば今年はたくさんお祭りに行きました。
夏のお外で飲むビールやチューハイは最高ですよねぇ。
秋も引き続き外で飲むぞっ!
これらの手牌で、カンする?図1
図2
第23話 ゲットしたのは、聖剣orもろ刃の剣?
やるかやらぬか
今回のテーマはカンについてです。
暗カンのタイミングや加カンのタイミングって難しいものですよね。
さっそくみずぐちむ講座やってみましょー!
まず、覚えていてほしいカンタイミングの鉄則!
役牌の暗カンはバラバラでもすぐにカン! です。
新ドラが乗ったら仕掛けても高い手になるので、仕掛けるか仕掛けないか今後の方向性を決めるために一刻も早くカン☆
一方、数牌の暗カンはどうでしょうか。
だいたいイーシャンテン以上でカンすることが、みなさん多いと思います。
イーシャンテン時のカン判断として、図1の以下の手牌をご覧ください。
このイーシャンテン、あなたはをカンしますか?
打点も上がるしツモ回数も一回増えるし、の部分でヘッドができそうだし、カンしたーい! って思いそうですよね。
でもこれはみずぐちむ的に切り推奨です。
が入った時切りリーチしたとして、で和了するとなんとリーチのみ… カンで打点が上がってると思いきや、なんと大幅ダウンです。
他にはが入っても単騎コロコロ、すんなり嬉しいのはの縦引きだけです。
を切っておけば絶対に好形の最低メンタン、最高でメンタンピンイーペーコーのリーチが打てます!
もしこの形でが役牌だったらもちろん喜んでカンしましょう。
先ほどのようなタンヤオもないし、ヘッドのリーチのみなど全然いりません。
そして一番は、打点上昇が桁違いです。
リーチしてツモればそれだけでマンガン、嬉しいですよね。
それなりなの待ちならカン
次は図2のような牌姿はどうでしょうか。
さっきの形と似ていて、ヘッドのメンタンピンがあるので、今回もカンせずかな? と思いきや今回はちょっと事情が違います。
まずさっきと違って最高形のメンタンピンイーペーコーがありません。
そしてさっきはが埋まった時は単騎コロコロでしたが、今回はもしくはのノベタンで、リーチを打つことができます。
どの入り目でもそれなりの待ちでリーチを打てるので、打点の爆発力を狙っておりゃーっと暗カンしちゃいましょう!
次回は、この回で触れられなかった大明カンと加カンについてです。
暗カンよりも判断が難しーい!
みずぐちむ流を教えます。
それではまた!
(初出「近代麻雀」2018年11月1日号)