みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第33回】
こんにちは、みずぐちむです!
この前女子4人で
箱根へ温泉旅行へ行ってきました!
麻雀女子4人だったので夜は浴衣で麻雀…!
初めての体験でした(笑)
どこからなら鳴く?
図1
ドラ
図2
ドラ
第33話 姿を見せず忍んで相手を倒す。そう、私は忍者…くの一、美香
忍ぶことバックの如し
今回のテーマは役牌バックについてです。役牌の後付けとも言いますね。
役牌でない部分から先に鳴いて、役牌は後から鳴くか待ちになるかのどちらか、という仕掛けの方法です。
この役牌バック、みなさんどのくらい利用していますかー?
有効に使うととっても和了率がアップしますよ!
それではみずぐちむ講座いってみましょう!
役牌バックのコツは、急所から鳴こう!です。
図1の牌図をご覧ください。
ドラ
上家からが打たれました。ドラ表示牌が
なのでこれが2枚目ですね。
この超ネックなカン、
が鳴けるまで待ってたらもう時すでに遅しだと思いませんか?
これをスルーした後にを鳴いたとして、カン
を払ってもマンズのトイツを落としても愚形残りのイーシャンテン… しかも字牌を2枚消費してしまうので守備面でも不安定です。
だったらこの急所は最初に処理して、でポンテンがかけられる、もしくは
が出た時にロンと言えるように組んでおいた方が圧倒的に和了率も守備力も上がります。
役牌バックのいいところは、字牌のトイツを持っていられるというところです。
リーチを受けて詰んだー! という場面で困った時の字牌トイツ落とし大作戦が使えます(笑)
でもたまには当たってしまうので、もっと通りそうな牌はないかよーく考えてから切りましょうね!
風魔美香参上!!
ここまで読むと、役牌バックってめっちゃ有効じゃん! と思われるかもしれませんが、何でもかんでも役牌バックに頼ってはいけません。そこそこの打点がある手の時が望ましいです。
ドラ
図2のようなドラドラの手牌で急所がある時は役牌バックの使い時です。
カンは喜んで鳴いちゃいましょう。もちろんドラもポンですね。
の部分は
が薄い時や巡目的にもう間に合わないという時以外は、堪えた方がいいです。
最終形がいい方が和了りにも繋がります!














逆にこんな手牌の時はどうでしょうか。
ドラが1枚もなくて愚形も多いです。
急所を処理だーと言ってここから仕掛けてもまだまだ遠いし打点は1000点です。その後を鳴いたら安全牌ゼロの地獄絵図になっちゃいます…。
遠い安い仕掛けは麻雀のタブーとよく言われていますよね。
そしてみなさんこの手牌をよく見てください。
がなかったらかなりタンヤオっぽくないですか? ツモ次第では門前でタンヤオリーチが打てちゃったりするかもしれません。
も鳴かずに安全牌として、手が進んだら
のトイツ落としというプランでいきましょう!
手牌の未来を見据えていきましょうね☆
次回は、今さっき言った未来を見据えた手牌の作り方を考えていきましょう!
最終形の想像力を鍛えるぞー!
それではまた!
次の初体験は雪のかまくらでの麻雀もしてみたい!
(初出「近代麻雀」2019年7月号)