みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第13回】
こんにちは、みずぐちむです。
最近たまにパチスロのお仕事をいただくようになりました。スロットで目押しってありますよね。左のリールはバーの図柄を狙うものだと教わり、割とすぐできるようになりまして。
「私目押しのセンスあるかも~だってバーが見えるんですよ!」という発言をしたら、「それ麻雀にたとえると『麻雀って反時計回りですよね、知ってますよ(ドヤ)』くらいの発言だよ?」って言われました…。反省します。
メンツ固定? ヘッド固定?
図1
ドラ図2
ドラ
第13話 どっちを立てれば、お買い得?
頭隠して、尻も隠す
今回は頭の作り方について書こうと思います。
頭探しの時にどんな形にすると頭ができやすいか、はたまたメンツ固定にするのかヘッド固定にするのか、みずぐちむ講座スタートです。
まずは図1のこんな形です。
ドラみなさん何を切りますか? みずぐちむ的オススメは素直にメンツ固定のです。
しかし、を切った後も考えなきゃいけないことはいっぱいです。
まずドラのないこの手、メンピンではちょっと寂しいです。なのでは切りますが、を引いたらここで改めてヘッド固定をしてタンピンのイーシャンテンにしましょう。
他にはを引いたらどうしましょう?
以外すべてタンヤオで、仮テンに取るのちょっともったいないと思いませんか?
を切ってもまだ全然どうにかなる形なので、タンヤオ目指して切りのカッコいい一打しちゃいましょう!
引きはさすがに仮テンに取るしかできません。を切りましょう。
すぐも切ることになると思いますが、瞬間の引きでリーチが打てるように、切り順はからを忘れずにです。
嬉しい入り目は?
ちょっとだけ牌姿を変えて、図2の手牌ならどうでしょうか?
ドラ図1と同じ形なので、じゃあ切り? と思いきや違うんです。
みなさんよーく覚えてくださいね、両面両面の部分にドラが組み込まれている時はヘッド固定! です。
メンツ固定にした場合、引きはドラが出ていってしまうし、引きは嬉しいやら嬉しくないのやらのドラ単騎、引きは単騎コロコロ、嬉しいのはドラとの縦引きだけだったりします。
その点、切りのヘッド固定は純粋な両面両面になるので嬉しい牌は4種類です。
ただ、テンパイの受け入れが広いのは圧倒的になので、終盤でテンパイ料が欲しい時はを切るケースもあります。
広いか、強いか
最後に、ドラもタンヤオもない時はどうしたらいーの? ってなりますよね。
ドラこれは正直どっちを切っても大丈夫なんです。場況を見て決めましょう。
がいい時は切り、弱い両面がある時は切り。
序盤で何にも分からない時などは、基本的に広く切りがいいと思います!
次回は頭の作り方第二弾です!
今回はメンツ固定とヘッド固定の話でしたが、他にもいーっぱいコツがあります。
☆それではまた!
(初出「近代麻雀」2018年6月1日号)