みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第37回】
こんにちは、みずぐちむです!
この前、宮古島へ一人旅に行ってきました!
レンタカーしたかったのですが、
超ペーパードライバーなのでレンタル原付にしました(笑)
二日連続シュノーケリングして奇麗な海に感動&癒しでした!
図1
(リーチ)このリーチを受けて何を切る?
ドラ図2
(リーチ)このリーチを受けて何を切る?東1局 東家 6巡目
ドラ
第37話 押忍?お酢?牡? 何押しがいい?
押すは押すけど、ちょい押しで?
今回のテーマは効率のいい押し方についてです。
押し方、降り方にも種類があります。「まっすぐ行く」「周りながら打つ」「完全にオリる」この3パターンです。
「まっすぐ行く」と「完全にオリる」は分かりやすいですが、この中間の「回りならが打つ」と言うのが一番ややこしいですよね。
行くか行かないか微妙な手の時にこの効率のいい押し方が役に立ってきます。
効率のいい押し方とは何なのか、みずぐちむ講座いってみましょう!
まず次の牌図を見てみましょう。
ドラ
ドラが一枚あるタンヤオのリャンシャンテン、けっこういい手です。
トイツが三組でヘッド候補が多めですが、ソーズの連続形で二面子できることを想定して不自由なカンを払っていくのが一般的です。
しかし、あなたはリーチを受けています。リーチ者の捨て牌は以下の感じです。
(リーチ)
が現物ですが安全牌はそれしかなく、次巡無筋を引いたら詰んでしまうし、自分がそこそこの手なので少し頑張りたいところです。
真っ直ぐ押すなら落としですが、リャンシャンテンから無筋2枚落としもなんだかやりすぎ感… そんな時こそ効率のいい押し方の出番です!
リーチにが通っているのでなら一筋押すだけで済みます。
切り、もしくはのトイツ落としをすれば、通った場合は筋になるのでもう一方もかなり押しやすくなります。
一筋押すだけで、和了りがかなり現実的な感じになりませんか?
どうしようもなく駄目な手だったら問答無用で中抜きして諦めますが、ちょっと頑張れそうな手牌の時は押し方を工夫してみましょう!
ひと押しでどこまでも
次は、こんな手だったらどうでしょうか
東1局 東家 6巡目
ドラ
リーチ者の捨て牌はこうです。
(リーチ)
安全牌がなく、親番なのでとりあえず自己都合で前進したいです。
まっすぐ行くのであればを切りたいところですが、も出ていくことになってしまうのでこの形から二筋プッシュ… やっぱりやり過ぎ感。
では効率のいい押し方的正解は何でしょう? さっきの問題を参考に考えてみましょう。
さぁ分かりましたか?
正解は、切りです!
を通すと自ずと通りやすい牌がでてきますよね。はい、です。
リーチ者の河にがあるので通すのは一筋で済み、すんなり手牌を進めることができます。
もう一手進めば勝負手で、いらない無筋を引いた場合はさすがに諦めて自分が通したで一巡凌ぐことができます。
あとは安全牌が増えるのを祈りましょう。
こんな感じで、できるだけ少ない筋で押し返せるプランは考えてみるといろいろ隠されています。
リーチを受けた時、冷静に考えてみましょう☆
次回は終盤のリーチ判断についてです。
終盤はテンパイノーテンが密接に関わってくるタイミング。
できれば一人テンパイで終わらせたい… 終盤のリーチがどんな状況で有効か、みずぐちむが教えます。
それではまた!
(初出「近代麻雀」2019年11月号)