みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第8回】
こんにちは、みずぐちむです。
最近お風呂で何切る本を読むことにハマってます。
ほんとお風呂で読むのにちょうどいいのです。勉強になってます!
しかし時間が経ってくると暑くてだんだんよく分からなくなってくるので1日数ページまでが限界です(笑)
なかなか進まない…。
第8回 辛くて大変なほど私は燃えちゃう♥
アントニオ美香
4と7や3と6などどっちを切ろうか悩む場面ってめちゃくちゃありますよね。
どっちの方が通りやすいかなーとか、鳴かれづらいかなーとか。
今回はその選択に関する「いばらの道」について書きたいと思います。
急になんじゃいって思われるかとは思いますが、麻雀においてあえて困難な道を歩む瞬間ってたまにあるんです。
この道を危ぶむなかれ…
図1
リーチ者の捨て牌
リーチ
(切りリーチは場に2枚目の牌)
東1局 東家 ドラ
ポン ツモ
図1のようにテンパイをしているところに子どもからリーチが入り、をツモりました。
のトイツ落としで一応回れますが、ダブで和了れたらおいしいし、東一局なので押しちゃいましょう。
さてかのどっちを切って押すのがいいでしょうか?
全て通っていないので、ここは普通だったら切りですね… と、思うじゃないですか!
でもみずぐちむ的オススメは切りです。
切りリーチのため、ペンやシャンポンがそこそこ可能性としてありそうで、またこの人はリーチ前にを切っています。
リーチ前に両面を固定しているからの可能性はちょっとだけ下がります。
それでもは全然否定できていないので、単純に放銃するリスクはふつーにありますが、愚形の方がパターンとしては多いと思うのです。
に放銃するのはどちらを切っても一緒なので、愚形とどちらが危ないかよーく考えて選ぶことが大切です!
行けばわかるさ…
もうひとつ3と6どっちを切るかのケースを紹介します。
図2
自分は図2のメンタンピンテンパイです。
現在リーチと仕掛けを受けており、リーチ者にはが現物でリーチ前に切られており、は通っていません。
仕掛けている人は役牌をポンしていてチー出しが、その後が通ってリーチに対して押しています。
さて3と6どちらを切りましょう?
正確はです!
仕掛けている人に対して、あまりにもが危なすぎるのです。
チー出しのまたぎが危ないのはご存知の方が多いと思います。
そのためチー出し7sはかが本線ですが、今回はがないのでかなーりっぽいです。
それを加味するとリーチ者にはただの筋ですが、の方が放銃する可能性は低いと思われます。
もしリーチにで打ってしまったとしても後悔はしなくて大丈夫です!
安易にリーチの現物を切るのではなく、脇への警戒も大切です☆
次回も、麻雀においての損得を考えてみようと思います!
リスクとリターンを常に意識して麻雀するべしですお!それではまた!
(初出「近代麻雀」2018年3月15日号)