みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第21回】
こんにちは、みずぐちむです!
最近めちゃくちゃダンスをやってます。私はほんとーーにダンスが下手くそだったのですが、ここ最近はMoreのメンバーの子に「ちむさんダンス上手くなったね」と言われます。
人は上達する生き物ですね… 嬉しいよーう!
図1
リーチを受けて何切りでオリる?リーチ
第21話 水積もりて川を成し 微差積もりて勝利を成す
備えなくても憂いなし
今回のテーマは安全牌の選び方です。
ひたすらオリたい手牌だけど、現物がない… そんな時にどれが一番通りやすいか見つけられるのはひとつの技術です。
さっそくみずぐちむ講座いってみましょう!
図1を見てください。
こんな捨て牌のリーチを受けて、あなたの手牌はこちらです。
リーチ
安全牌もなければ筋の牌すらありません、とっても困りました。
こんな時何を切ればいいかというと「愚形に当たらない牌」です!
まずこれだけ安全牌がないと、2枚枚持っている牌を切って2巡凌ぎたいところです。
しかしはふた筋にかかっていて全くのノーヒント、さすがに切れません。
は、が通っているのでには当たりませんが、両面やカン、シャンポンに普通に当たってしまいます。
でははどうでしょう。
第一打のに注目してください。やの形から第一打目にカンチャンやシャンポンを固定しているとは考えづらいですよね。そのためはの普通の両面にしか、ほぼほぼ当たらないと考えられます。
愚形に当たらないだけでも、放銃確率はぐっと減ります。
愚形に当たらない2枚持っている牌を切って2巡凌いで、安全牌が増えることを祈りましょう!
明日よりもっと先を見て
今度は安全牌がある時はどうでしょうか。
その安全牌切ればいいじゃん、何じゃそりゃって思われるでしょうが、安全牌の切る順番も大事だったりします。
それは自分の手牌によって変わってくるんです。
こんな手牌からリーチを受けて、現物はとの2枚という時、とりあえず形を崩さないようにを切ってはいませんか?
このくらい悪い手は、形式テンパイすら取れる見込みも薄いので、未練はすっぱり絶ってしまいましょう!
他家から追いかけリーチが来た時のために、を中抜いて、安全牌が増えたら合わせていきましょう。
もちろん、こんな手だったらを中抜きする必要はないです!
のトイツ落としでタンピンを目指しましょう。
次回は、くっつきのイーシャンテン何切るについてです。
くっつきのイーシャンテンって、広いからみずぐちむは大好きです。
でもどの牌を残そうか迷ったりしますよねー。
みずぐちむがコツを教えます!
それではまた!
(初出「近代麻雀」2018年10月1日号)