麻雀入門(その12)

基礎編4
4-1アガリの形

いよいよアガり方の番です。
麻雀は13枚の手牌+アガリ牌1枚の14枚でアガリ形を作るゲームです。

その内訳は、
・3枚1組のセットが4組   =12枚
・同じ牌のペア   =2枚
となります。

セットのことを「メンツ」といいます。
ペアのことを「雀頭」(じゃんとう)もしくは単に(アタマ)といいます。

ですから、アガリ形は
「4メンツ1雀頭」
で構成されている、と覚えてください。

雀頭は単純に同じ牌が2枚ですから簡単です。しかしメンツには2つのタイプがあります。
・同じ牌が3枚のセット
・同じ種類で数字が並んでいる3枚のセット

上を「刻子(コーツ)」下を「順子(シュンツ)」といいます。

少々例外はありますが、これがアガるために必要な形です。

これらが完成したとき、
・アガリ牌を自分でツモってきたとき → 「ツモ」と発声して手牌を開く
・アガリ牌を他の人が捨てたとき → 「ロン」と発声して手牌を開く

これでめでたくアガリとなります。

フリテン
アガるときに、大事な確認事項があります。それが「フリテン」です。
他の人からアガリ牌が出ても、「フリテン」のときはアガることができません。
「フリテン」には次の3種類があります。

1.自分の河にアガリ牌が捨ててある場合
この場合は、待ちを変えない限り他の人から「ロン」することはできません。

2.他の人が捨てたアガリ牌でアガらなかった、その後まだ自分のツモ番を経ないうちにまた別の人がアガリ牌を捨てた場合
誰かが自分のアガリ牌を捨てました。しかし、出たのは2つ待ちの得点が安い方の待ちだったので「ロン」をしませんでした。すると、すぐ次の人が高い方のアガリ牌を捨てました。もちろん「ロン」したいのですが、これはアガることはできません。これを「同巡内フリテン」といいます。一度見逃したら、自分のツモ番を過ぎないと「ロン」アガリは出来ない、と覚えましょう。

3.「リーチ」をかけた後に、アガリ牌を見逃した場合
「リーチ」宣言をすると、役がついて点数が高くなります。しかし、アガるまですべての牌を捨てなければいけません。2.のケースのように「安い方だからアガらないでおこう」と考えて見逃した場合、手を変えることが出来ないので「ロン」アガリは出来なくなります。

なお、すべてのケースで「ツモ」アガリは可能です。

その11

その13

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