「たかちゃーん!」「多井さーん!」『頑張ってー!!』【Mリーグ2024-25観戦記 2/6 第2試合】担当記者 ゆうせー 渡辺太 vs 鈴木優 vs 多井隆晴 vs 勝又健志

「たかちゃーん!」
「多井さーん!」
『頑張ってー!!』

文・ゆうせー【木曜担当ライター】2025年2月6日

先日、麻雀界に衝撃的な知らせが届いた。

それは、

YouTubeでの人気ストリーマー達による、麻雀のリーグ戦「神域リーグ」の休止である。

みなさんの中には、

「神域リーグって何?」

と思う人もいらっしゃるかもしれない。

これがミソで、ということは同様に、神域リーグを見始めた方の中には、

「Mリーグって何?」

という人が非常に多かったのである。

そんな中で、主催の天開司、そして、

「一緒に楽しいことやろうぜ!」

と、共に企画を盛り上げた「YouTuber たかちゃん」こと多井隆晴は、

多方面で活躍する人気Vtuber(バーチャルYouTuberの意とされている)や出場したMリーガーたちとともに、今まで麻雀に触れてこなかった人々を、麻雀の世界へと引っ張ってきたのだ。

「0を1にする企画」神域リーグが麻雀の普及、麻雀業界の活性化に与えた影響は、計り知れない。

そして、「神域リーグ」は休止となっても、麻雀を好きになった人の火は消えない。

神域リーグをきっかけに、麻雀にハマり、そしてMリーグを見るようになった方もたくさんいるのである。

この日、

ABEMASと風林火山のボーダーをめぐる直接対決でも、

「たかちゃーん!」

「頑張ってー!!」

ネットの海からたくさんの声援を受けていた、

多井隆晴”は、静かに卓へと向かっていった。

 

第2試合

東家:渡辺太赤坂ドリブンズ
南家:鈴木優U-NEXT Pirates
西家:多井隆晴渋谷ABEMAS
北家:勝又健志EX風林火山

多井の打ち筋の特徴は「失点機会を最小にする」ことである。

東1局1本場

3巡目に、多井はここから、

【2マン】

そして次巡、

【9ピン】を引いて、【6ピン】の方を切った。

一連の選択には、もちろん根拠がある。

多井が見逃さなかったのは、

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