「たかちゃーん!」
「多井さーん!」
『頑張ってー!!』
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2025年2月6日
先日、麻雀界に衝撃的な知らせが届いた。
それは、
— 天開司🎲バーチャル債務者Youtuber (@tenkaitukasa) January 30, 2025
YouTubeでの人気ストリーマー達による、麻雀のリーグ戦「神域リーグ」の休止である。
みなさんの中には、
「神域リーグって何?」
と思う人もいらっしゃるかもしれない。
これがミソで、ということは同様に、神域リーグを見始めた方の中には、
「Mリーグって何?」
という人が非常に多かったのである。
そんな中で、主催の天開司、そして、
「一緒に楽しいことやろうぜ!」
と、共に企画を盛り上げた「YouTuber たかちゃん」こと多井隆晴は、
多方面で活躍する人気Vtuber(バーチャルYouTuberの意とされている)や出場したMリーガーたちとともに、今まで麻雀に触れてこなかった人々を、麻雀の世界へと引っ張ってきたのだ。
「0を1にする企画」神域リーグが麻雀の普及、麻雀業界の活性化に与えた影響は、計り知れない。
そして、「神域リーグ」は休止となっても、麻雀を好きになった人の火は消えない。
神域リーグをきっかけに、麻雀にハマり、そしてMリーグを見るようになった方もたくさんいるのである。
この日、
ABEMASと風林火山のボーダーをめぐる直接対決でも、
「たかちゃーん!」
「頑張ってー!!」
ネットの海からたくさんの声援を受けていた、
“多井隆晴”は、静かに卓へと向かっていった。
第2試合
東家:渡辺太(赤坂ドリブンズ)
南家:鈴木優(U-NEXT Pirates)
西家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
北家:勝又健志(EX風林火山)
多井の打ち筋の特徴は「失点機会を最小にする」ことである。
東1局1本場、
3巡目に、多井はここから、
打。
そして次巡、
を引いて、の方を切った。
一連の選択には、もちろん根拠がある。
多井が見逃さなかったのは、