仕掛けのコツ:応用編【近代麻雀 つおくなる! みずぐちむ講座】

みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第12回】

こんにちは、水口美香です。
夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2018にて個人戦優勝しました!第12期麻雀女王です。
私にとってこれが初タイトルとなります。ずっとずっと待ち望んでいたタイトル。
麻雀プロやってて本当によかった!!

図1 オーラスアガリトップ どの牌を仕掛ける?
 ポン

図2 食い延ばしの為、どの牌を仕掛ける?
 チー

第12話 麻雀も遠足も一緒。アガるまでは心に変化を。

張っても安心しちゃダメ

今回は仕掛けのコツ応用編です。

前回はいい仕掛けと悪い仕掛けについて書きましたが、今回はちょっと捻りをいれた仕掛け、喰い伸ばしや待ち変えについて書こうと思います

パッと思い浮かぶ慣れ親しんだ喰い伸ばしはのような形ですよね。

カンでテンパイしているところからをチーして待ち、またはをチーして待ちというようにカンチャンから両面に待ちを増やす喰い伸ばしです。

これは一回のツモ番を放棄してでも、ほとんどの場合やる価値があるので、どんどんやっていきましょう

柔軟な思考で一歩先へ

他には図1の手でのこんな喰い伸ばしがあります。

 ポン

オーラス和了りトップでこの形です。

和了りトップは、がむしゃらに行きたいところですよね

しかしのカンがかなりネック。

これも喰い伸ばしで解消しちゃいましょう

まずはポンです。

よりの方が柔軟な感じしますよね。

あと、チーも忘れずに。

のポンテンが取れるのは超偉いですからね!

次はこちら。

ポン ドラ

ペンでテンパイしていますが、安いし待ちが悪し… こんな時は思い切って上家から出たでチーしてみましょう。

あら不思議、ホンイツのイーシャンテン、しかも高目&高目で一気通貫です!

テンパイからノーテンの喰い伸ばし、斬新ですよね(笑)。

だけでなく、も鳴いていいレベルです。

一見鳴かなそうな手格好でも、喰い伸ばしで高くなったりいい形になったりするんです。

仕掛けは発想力です!

みずぐちむ進化論

後に、待ち変えテクニックをちょろっと紹介します。

 チー

こんなシャンポンでテンパイしている時、4枚目のが出た時ちゃんと反応できていますか?

ポンで壁ができてみんな使いづらいし、ポン打というあまりにもを処理し終えたかのような、いい待ちにすることができます。

これはすでにやってる方も多いと思います。

さらに! みずぐちむ的待ち変えテクニックだと図2のようなも鳴きなのです!

これは2パターンの仕掛けが存在します。

まずはをダイミンカンしてノーチャンスを作りを出和了りしやすくするパターン。

これはけっこうオーソドックスですね。

もうひとつは、ポンの打です。

えっ わざわざカンなんかにするの? って思われるかも知れませんが、コレ意外に有効です

ポンで使いづらくなってが出るのはもちろん、すごく通りそうに見えるんです。

わざわざから、人は待ち変えしないですし、あり得るとすればくらいです。

をカンするかポンするかは、場況次第というところもありますが、トイトイがない場合はけっこうポンはオススメです!

次回は頭の作り方講座です!

頭が欲しくてもできない四苦八苦よくありますよねー。

頭を作るコツをみずぐちむが紹介します。

ではまた!

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀新刊&おすすめ/