オーラス役満条件をクリア!
野獣の一撃、松本吉弘
【B卓】担当記者:ヤマサンブラック 2025年8月23日(土)
麻雀最強戦「美女と野獣」B卓に出場するのはこちらの4名。
中田花奈(日本プロ麻雀連盟)
BEAST Xに所属する、現役最年少Mリーガー。
インタビューでは美の秘訣を聞かれ、「楽しく生きている事」と答えていた。
天真爛漫な彼女だが、大舞台には慣れている。
卓上に咲き誇る花となるか。
二階堂亜樹(日本プロ麻雀連盟)
インタビューでは「派手な闘いになるんじゃないかな」と語っていた。
攻撃寄りにシフトしつつも、相手の次第では自分は俯瞰して見るような対局になるとも語っていた。
9月から開幕するMリーグ2025-26では、EX風林火山の選手兼任監督を務める亜樹。
はたして彼女の予想通りの展開になるのか。
松本吉弘(日本プロ麻雀協会)
Mリーグでは渋谷ABEMASに所属。
母校で恩師や生徒たちと触れ合うシーンは、野獣とは正反対の爽やかな好青年な印象を受けた。
個人的には服装も相まってクロヒョウのイメージだ。しなやかで色気がある。
最強戦でも、獲物を狩る卓上のヒットマンとなるのか。
加藤哲郎(日本プロ麻雀連盟)
インタビューではシャイな一面を覗かせていたが、柔和な表情の奥には、鋭い眼光を感じる。
経歴的には猛牛だが、貫禄のあるヒゲはどこか虎を想起させる。
大舞台の経験という点では抜きん出ている加藤。
三人を完封して勝利をもぎ取れるのか。
東1局
起家の中田が、3巡目に亜樹の
をチー、早々とダブ
暗刻の2900点テンパイ。打
とし、
と
のシャンポン待ちである。
7巡目に松本が
引きでテンパイ、打
でリーチを打つ。
![]()
待ちのメンタンピン。
をツモれば満貫、一発や裏ドラしだいではそれ以上もあり得る。
同巡、亜樹もテンパイ。
ドラの
待ちのメンホンチートイツという大物手だが、宣言牌の
で中田に放銃。
親の中田は2900点のアガリ。東パツからのめまぐるしい展開に、思わず息を呑む。
東1局1本場
親の中田が6巡目に先制リーチ、10巡目に
をツモ。
裏ドラが乗り、リーヅモオモ裏で4100オールのアガリとなった。
中田がこのまま三人を突き放すのか!?
東1局2本場
11巡目、亜樹がドラの
と
のシャンポン待ちでリーチ。
3巡後にドラの
をツモ。「ドラは恋人」というかつての名言が脳裏をよぎる。
裏ドラは乗らなかったが、2200・4200のアガリで、序盤から美女二人が抜け出す展開となった。
東2局
しかし野獣も黙ってはいない。
親の加藤が7巡目にピンフドラ1でリーチ。
12巡目に
をツモ。裏ドラが乗り、4000オールのアガリ。
熟練の野獣が牙を剝いた。
東3局3本場
親の松本が、亜樹のリーチに放銃。
ノミ手の1600点だが、3本場で2500点。
亜樹にとっては供託の2000点も大きい。
リーチの空振りが続き親落ちした松本にとっては、苦しい展開だ。














