みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第17回】
こんにちは、みずぐちむです。
最近咳のしすぎて腹筋が痛いです…。
これは咳筋トレ!? 早く治したい…。
みずぐちむクイズ
以下の○に当てはまるものを答えよ~♥
一発消しをしたほうがいいのはどんな時?
・オーラスの○○条件に○○が絡んでいそうな時
・○○○○が確定していて○○○が足りている時
第17話 女の涙はいつでも武器だけど、麻雀の鳴きは…
泣かないように鳴こう
みなさん、仕掛けって何のためにしてますか?
当然手を進めるためにしますよね。
シャンテン数が上がらなくても受け入れを広くするための仕掛けも稀にあったりしますよね。
しかし、中には自分の手を進めることにならない、自分の和了りに繋がらない仕掛けがあるんです。
それはというと、みなさんお馴染み一発消しや海底ずらしです!
それではさっそくみずぐちむ講座スタートです。
まずは一発消し。
これは、した方がいい時とするべきではない時が存在します。
基本的にはしない方が得だと思ってください。
一発でツモられる頻度はそこまで高くないのに自分の手を壊してしまうのはもったいないです!
ではした方がいい時はどんな時でしょうか?
・オーラスの逆転条件に一発が絡んでいそうな時
相手が満貫ツモ条件、跳満ツモ条件などの時にそう簡単にクリアしている手が入ることはそこまでないです。
裏なり一発なりの条件がついているかもしれない人に対して何もせず一発チャンスを与えてあげることはありません。
・ベタオリが確定していて安全牌が足りている時
これは安全にオリきれることが絶対条件です。
残り巡目と自分の安全牌の枚数をしっかり数えてから鳴きましょう。
安全牌を副露で使ってしまう一発消しは、安全牌の数が心許ない時はダメゼッタイ!
女は泣きで惑わせる
次は積極的にした方がいい鳴きについてです。
それは、相手のツモ番をなくす仕掛けです。
トイメンからのポンは一人飛ばし、下家からのポンは二人飛ばしですよね。
例えば残りツモ1巡、海底が上家のリーチ者だった場合、トイメンと下家からポンできる牌が出たら絶対にポンです。
上家からの鳴きも海底ずらしになるのでするべきですが、決定的な違いはツモ番ごと無くしてしまえることです。忘れずにしましょう。
あ、でもポンして安全牌がなくなってしまう場合は無理して鳴いちゃダメですよ(笑)
チーによる海底ずらしの難しいところは、誰かがツモ番をなくす鳴きをしてくれるかもしれないというところです。
早めの海底ずらしの鳴きを自分がしてしまったがために、他家によるツモ番をなくす仕掛けができなくなってしまった、というケースがたまにあります。
なぜかというとチーによりツモを一個戻すだけではダメになってしまうので難易度が上がります。
海底ずらしはタイミングが難しいのです。
終盤まで引きつけて、もうこれが限界だー!というところが一番理想的ですが、もう二度とチーできなそうだと思ったら少し早めに海底ずらしをしてもいいかもしれません。
麻雀ってベタオリしててもやらなきゃいけない仕事がたくさんあって大変ですよね。
ベタオリしていてもサボらない! を忘れないようにしましょう。
次回は形式テンパイについてです。
これって麻雀においてほんっとに大切なもので、形式テンパイを取れる率で麻雀の成績は大きく変わります!
それではまた!
(初出「近代麻雀」2018年8月1日号)