みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第10回】
こんにちは、みずぐちむです!
先日、最高位戦日本プロ麻雀協会の足木優プロとシンガポールに行ってきました。
ずーーっと行ってみたかったあの屋上のプールについに行けました?
しかしシンガポールはお酒が高い… バドワイザーの350ml缶が$10!?私に優しくない国シンガポール…。
第10話 早すぎず… 遅すぎず… うますぎず…?
間を作ってから切ってはダメなのはどっちの手牌?
図1
ツモ ポン
図2
悩まないという悩み
今回のテーマは「間をつくらない」です。
麻雀って悩む瞬間だらけですよねぇ… こんなに悩ましいゲームなかなかないです。
ですが、少考や長考をするとどうしても傷になって相手に読まれてしまうことがあります。
悩まなくていいように事前に決めておくことが大事なのですが、ではどんな瞬間に間をつくらないことを意識するべきでしょうか?
発表していきましょう!
秘義!! ノータイム
間をつくっちゃダメ! ランキング第1位は、テンパイしてないことがバレてしまう間です!
例えば、図1のこんな牌姿の場合によくあると思います。
図1
ツモ ポン
自分はホンイツをやっていて、相手はこちらを警戒している状態です。
をツモ切るかを先切りするかという瞬間、ちょっと考えてから1枚切れの字牌が手から出てきたら相手はどう感じるでしょうか?
テンパイしてなさそー!! って思われちゃいますよね。
この少考により、今だとばかりに染め手の色を処理されて押し返されちゃうかもしれません。
どちらを切るかは事前に決めてノータイム! を心がけましょう。
ちょうどいいが難しい
間を作っちゃダメランキング第2位は、待ち選択です!
悩んだ牌の周辺の待ちになるのは、相手にも印象を与えてしまうのでタブーです。
例えば468等の待ち選択は、どちらにするか事前に考えておきましょう。
状況によってどっちにするかは刻一刻と変わるものなので、ちゃんと考え続けることは忘れずですよ☆
ただし、図2のような待ち選択の時は迷ってもあまり傷にはなりません。
図2
どちらかの亜両面にするか悩んだとしても、切る牌とは全然別色の関係ない待ちになります。
ですが、やはり一定のテンポで切ることが望ましいです。
一定のテンポというのは、間を作らないのはもちろんのこと早く切りすぎないというのも大事だと、みずぐちむ的には思っています。
降りるだけだからと言って超速で安全牌を切っていると降りているのがバレバレだし、早く切る人ほど悩んだ時に相手に覚えられてしまいます。
早すぎず遅すぎずの、ちょうどいいテンポを心がけて打ちましょう!
こんなこと言ってますが、ちなみにみずぐちむはこれが超苦手です… 傷になるのは分かってはいるのになかなかできないのです… みんなで特訓しましょう(笑)
次回は仕掛けについてです。
超オーソドックスなテーマきたー!
一鳴き二鳴きってどのくらいの基準でしてますか? 一緒に考えてみましょう。
ではまた!
(初出「近代麻雀」2018年4月15日号)