麻雀最強戦2020ファイナリスト!ごきげんな一発屋・新井啓文の「不機嫌な自戦記」第4回‼︎

9巡目、ツモ

ホンイツを見たいが、前述の通り矢島と色が被っているため打
強い形を残し、しばらくメンゼン進行に決める。
これを矢島がポン。

 

すごいところからのポンだ。
実際対局中もほぼほぼブラフで、
3つ仕掛けても多分ノーテンだろうくらいに思っていた。
この辺りは矢島との練習量から、なんとなく見当はつくものである。

古橋からリーチを受けるもこの形なら当然全プッシュ。
一発目自分から7枚見えの無筋も押し、狙い通りの待ちとなり追いかけリーチ。

古橋から一発でを討ち取り、12000。
トップ目に立つ。
序盤から選択肢が多く、非常に手応えのあるアガりだった。

しかし東4局に親番古橋が爆発。

 

 

連続一発ツモ・裏1で4000オール2連発。
いわゆる「やってらんない」アガリである。
何も2回ともマンガンに化けなくても…
なんて思ってしまうよね、にんげんだもの。

12000を討ち取った古橋を約10000点差で追う形で南場へ。

しかし不思議となんとかなるだろうと思えて、焦りは全くなかった。

(文中敬称略)

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