ついに最終章へ…プロ雀士・仲林が語る“おいらの結婚残酷物語”【仲林圭のゲスコラム】VOL.19

ついに最終章へ…

プロ雀士・仲林が語る

“おいらの結婚残酷物語”
【仲林圭のゲスコラム】

VOL.19

こんにちは。本日もキンマウェブの時間がやってきた。先日のコラムの影響かわからないが、最近みんなが仲林にすこぶる優しい。破天荒になった原因が嫁の浮気だと皆さん思っているのかもしれないが、もともと破天荒ではあった。そこは勘違いしないで欲しい。ただ、ダークサイドに堕ちたのは間違いないので、これからも仲林に優しくしてくれると嬉しい。甘やかされて伸びるタイプではある。

さて、最近の仲林の怒りに関して話したい。麻雀をやっている途中に牌をこぼして謝らない人がいることに対して怒っている。不確定要素の強いゲームである麻雀において、1枚零すことがどれだけ影響を与えると思っているのだろうか。ごめんなさいぐらい大人なんだから言うべきだ。あと、失礼って言う人にも一言物申したい。なんで上からやねんと。ごめんなさいと言えと。私は非常に腹が立っている。まぁ、くだらない話は置いておいて、この前の話の続きでも話していこう。

まりちゃんと新たに結婚生活を送ることになった仲林。仕事に没頭しすぎず、毎日21時くらいには帰るように生活習慣を変えた。そして、一緒に寝るときは仲林から求愛活動をしていた。しかしながら、まりちゃんは仲林が太ったからと言う理由で抱かせてはくれなかった。

ダイエットをしようと決意をするが、残念ながら仲林は米とラーメンが大好物だったため、全く痩せる気配はなかった。今は頑張って炭水化物を抜いてダイエットをしているが、ストレス耐性がない仲林にはかなり厳しい道のりである。

それから、仲林は頑張ってまりちゃんに歩み寄ろうとするが、結婚したてのころの二人には戻る気配はなかった。仕事をやめたまりちゃんは毎日家に帰ると、「ログレス」という携帯ゲームか「キングダム」を読んでいるかテレビを見ているかしかしていなかった。仲林は毎日夕飯は吉野家の牛丼を買って帰り、結婚生活に疑問を抱き始めていた。

事件から1年ほど経った頃だろうか、家に帰ると家のテーブルにiTunesカード1万円を使った形跡があった。間違いなく家庭のお金からまりちゃんが使ったものだった。仲林はこれが潮時かなと思い、離婚届を置き3月末に突然家をでた。実家に帰らしていただいたのだ。

突然家の荷物をまとめる仲林に驚くまりちゃん。離婚したくないと小さな声で言うが、仲林の意志は堅かった。家を出ようとする仲林の袖を掴んでいたが、それを振り払い我が家を後にした。あのまりちゃんの顔は今でも忘れられない。

すぐにあちらのお母さんに電話をし、離婚させていただきますと伝えた。お母さんはそうですよね、残念です、ご迷惑をおかけしましたと言い電話を切った。

仲林の実家に電話をし、まりちゃんが浮気をしていたことを親に伝えた。それが原因で離婚すると。母親は大変だったね、実家に帰ってきなさいとだけ言ってくれた。決してまりちゃんの家を責めることをしなかった両親を仲林は誇りに思っている。俺がもし仲林の親であったら、まりちゃんの家をめちゃくちゃ怒ると思う。結婚式の費用も300万円くらい出してもらったし、色々と新婚生活の家具などを買ってもらったりしていたからだ。ちなみに、うちの両親は麻雀がめちゃくちゃ嫌いなので、今は仲良くない。麻雀はヤクザがやるものだと言う考え方を持っているのだ。世の中は変わっているが、もう70を超えているので考え方はなかなか変わることはないだろう。

実家に帰った仲林は生きる希望を失っていた。何のために働いているのかもわからず、毎日満員電車に揺られ灰色の世界を過ごしていた。

毎日出社しては、麻雀を打ちに行き、帰ると言う生活をしていた。もちろん営業成績も地に落ち、会社にいると怒られてばかりだった。部署のエースだった面影はなく、会社のお荷物に成り下がっていた。それに反し、リーグ戦はAリーグに上がり、麻雀だけは裏切らないことに気がつき始めていた。

結局、仲林は麻雀プロだ。やはり麻雀から切っても切り離せない男なのだ。それに気づき、仲林は会社を辞めることを決めた。麻雀一本、この龍が宿ると言われている右腕に人生を託してやると決めたのだった。

正直言うと、麻雀だけして生活したい、仕事はもう嫌だと言う投げやりな気持ちで辞めた。はっきり言うと言い訳でしかない。麻雀に逃げたといえばそうだ。笑ってくれ。

そして、仲林は麻雀だけの生活を始めた。はっきり言ってめちゃくちゃ楽しかった。麻雀しか考えなくて良い生活。めちゃくちゃ強い仲林にとってやはり天職であった。

ずっと麻雀を打っている中で、やはりお店で働くべきだと思い何軒か雀荘の面接に行った。スターである仲林を欲しがるお店は色々とあったが、一番条件が良かったお店で働くことにした。それが今働いているお店だ。

入店当初、ほとんどお客さんもいない状況だった今のお店に、仲林は昔から仲が良かったお客さんを何人も呼んだ。仲林は麻雀に関しては仕事も出来て、お客さん受けもよく、皆に愛されていた存在であった。

そんな平穏な日々にまたあの男が姿を表すのであった

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