なんでやねん。
不満顔の石橋。
久しく石橋の「ツモ」という発声を聞いていない気がする。
南2局1本場 惑わされない石橋
1本場、さらに石橋にチャンス手が入る。↓
チートイツのテンパイ。
私は単騎でリーチにいくと思った。
場況を見て欲しい。↓
全員ピンズを嫌っている。
(実際には全部山だった。というか3人合わせてピンズは1枚だった。)
つまりチートイとしてはこれ以上の待ちはそうそうない。
そしてメンツ手への変化も微妙だ。
をツモって・のシャボにしてもそこまで良い待ちとは言えない。
…って!よく見たら!!
黒沢のをスルーしているじゃないか!
チートイを含めると門前テンパイも十分狙えるということか。
あれだけ鳴く男だけに見落とされがちだが、スルーすることだってあるのだ。
ツモれず流局→をスルー→そしてヤミテン。
我慢の展開が続く石橋に、神様から1本の糸が垂らされる。↓
鳴かなかったが暗刻になった!
乾坤一擲…!
盤石のリーチ!
これを丸山から捉えて7700!
相変わらずツモれないし裏ドラも乗らないが、これでトップ目に浮上した。
南2局2本場 丸山のぶらり1人旅
この局は丸山が6巡目にリーチを打って流局。
面白かったのは実況だ。
松嶋「石橋、もう秒速で手牌を伏せました」
爆笑した。先週、松嶋は熱闘Mリーグでも取り上げられていたけど、
初年度の堅さが抜け、「一緒にMリーグを楽しもう!」という松嶋らしいスタイルが華を開いている。この日の白鳥との掛け合いは抜群に面白かった。
松嶋「黒沢が鳴いた。クララが立ったみたいな。」
松嶋「周りにバラが咲いていますよね、黒沢さん。」
大体いじられているのは黒沢だが。
南4局 ご褒美配牌
2局挟んで迎えたオーラス。
石橋はトップ目で迎えた。
荒れ果てた大地で、ただ1人鳴き続けた。
自分より鳴く小林はチームメイトだから対戦することはない。
被せられ、手詰まることもあった。
そしてリーチを打ってもなかなかツモれず、誰かが追っかけてくると大抵は負ける。
それでも石橋は信念を貫き通した。
倒れるなら石橋のまま倒れたいと。「速攻型」最後の砦は俺だと!
愚直に鳴き、攻め続ける石橋にご褒美のような配牌が舞い降りた。
タンヤオで軽く流せそうだ。
これを丁寧に進め、そして最後もやっぱり
鳴いて、そしてライバルの内川のリーチがかかった直後だった。
「ツモ」