石橋が大破轟沈するのか。
まさしくカオスな時間の中で、麻雀格闘倶楽部ファンは願い、パイレーツファンは祈り、その他のファンは野次馬根性で展開を見守る。
結果は流局。
開けられた手を見て石橋は、そして岡田、瀬戸熊は何を思ったのだろうか。
試合後の本人のツイート。
僕が掴むのは国士だけだよ…
— 石橋伸洋 (@rate1484) December 14, 2020
筆者は端的にポイントを抑える石橋のツイートセンスが大好きである。
ちなみに石橋はもしを掴んだ場合「食べるつもりだった」ということだが、「ハツ」が食べたければおいしいお店が神田にあるそうですよ。
その後も石橋のメンツ手単騎リーチなどいろいろあったが、岡田は南場になってからは下手にリスクを負わないよう打ち回し、南3局では平和ドラ3赤の満貫手をヤミテンで石橋から仕留めて加点。
そのまま逃げ切り、自身今シーズン2勝目を飾った。
やはり、勝利の後の笑顔は晴れやかで美しい。
解説の白鳥翔選手、本日の岡田選手の麻雀はいかがだったでしょうか?
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。