【園田賢】難しい形はスクショを撮れ【文・渋川難波19】

よくありませんか?麻雀していて、(なんかこの手難しいなー。後でゆっくり考えてみよ)と思ったけれど対局後に思い出そうとしても思い出せない!!ということ。
これは誰しもが通る道だと思います。
しかし配信対局なら、スクショ(スクリーンショット)を撮ることができるので、忘れた時も安心です。
さらに自分だけで麻雀していると、自分一人分の手牌しか見えませんが、配信対局なら4人分の手が見えるので勉強効率は4倍です。
スクショを活用して、どんどん強くなっていきましょう!
さて、今回は僕がスクショした難しい!と思った手を牌譜で紹介するので一緒に考えていきましょう。
「魔術師」で有名な園田選手。


南1の離れた4着目の親番で、チャンス手が入りました。ここから何を考え何を切ったでしょうか?


解答

解説

非常に難しい手です。こういう時の考え方は、まず打牌候補を出して、そこから比較していくのが良いでしょう。


打牌候補は、 カン 
この辺りでしょうか。これ以外を選ぶ方はいないと思いますので、ここから比較していきましょう。
①マンズ切り。ピンズの好形とソーズの好形を活かしていく一打。充分有効。の方が安全度は高いが、が重なってもテンパイになるので切りの方が有力
②ソーズ切り。素直にピンズとマンズで戦う。充分有効。345の三色があるので切りが有力
③ピンズ選び。カンや切りは、ピンズの強い形がなくなるのでイマイチ。切りは、ピンズ、マンズ、ソーズ、全ての形が残せる。充分有効。

ということで、切り、切り、切りの三つに絞られました。
この三つは、はっきり言ってどれを選ぶかは毎回同じにはなりません。河の状況や、自身の持ち点を考慮して選ぶことになるでしょう。メリットデメリットを把握できていれば良いです。


今回はまず、マンズがかなり切れていて、しかもが4枚見え。受けに自信があるため、は残したい、となりました。
残るはの選択ですが、を切ってもが重なることはないため、手広く切りがいいんじゃないか?となり、園田選手を切ることとなりました。
そして、この選択がズバリ当たります。
狙い通りが鳴けて、堀選手のリーチ宣言牌のを捉えて5800の和了となりました。

この選択は園田選手もじっくり時間をかけて選び抜きました。

このように、難しいと思ったらすぐスクショして、スクショフォルダを作って定期的に見直していくと麻雀の上達につながること間違いありません!
便利な機能は有効活用していきましょう。
それでは、また!

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