小林「一時期は10万点以上の差があったわけですからね」
…しかし、この手はここまで。
テンパイすることなく、他家のアガリになった。
こうして4者バチバチのぶつかり合いは、近藤誠一が制した。
全21局の長丁場。
近藤が本気で10万点を目指し
たろうが貪欲にまくりにいき
寿人も11回のリーチで追いかけ
瑞原も踏み込んで戦った。
4者の熱い気持ちが伝わってくる半荘だった。
「勝った気がしない」
という近藤だが、結果的には50000点以上のトップ。
2戦目の茅森もトップで続き、昨年同様、年が明けてからセガサミーフェニックスの反撃が始まった。
捲土重来。
戦いで巻き起こった土煙の中から、不死鳥のいななく声が聞こえる。
麻雀ブロガー。フリー雀荘メンバー、麻雀プロを経て、ネット麻雀天鳳の人気プレーヤーに。著書に「ゼロ秒思考の麻雀」。現在「近代麻雀」で戦術特集記事を連載中。note「ZEROが麻雀人生をかけて取り組む定期マガジン」、YouTubeチャンネル「ZERO麻雀ch」
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