白鳥翔、してやったり！ 存在感を完全に消し去り前原・沢崎・黒沢の３大怪獣戦争を制す【Mリーグ2020観戦記１／18】担当記者：山﨑和也

ほかの３人が怪獣大戦争と化した大暴れのフィールドでトップを獲得したのは白鳥。途中からは存在感を消して守りに徹していたようにも見えるが、要所で1600－2900のアガりで突き放すなど絶妙なバランス感覚で切り抜けてみせた。個人成績もプラス圏に浮上。

冒頭の気になった個人成績マイナスの状況については、「チームポイントが自分のポイント」だと思って打っていたとのこと。なるほど、そう考えると余裕が生まれてくる。まさにMリーグならではのチーム戦だ。ABEMASのセミファイナル進出は堅いように思えてきた。

山崎和也

天鳳は万年五段。点数計算がいつまで経っても怪しい。Mリーグをきっかけに麻雀観戦が趣味になった。本業は将棋の中継・観戦記者。将棋ウォーズ六段。