5割近い確率でが山に無いのでを切ってもリーチは打てない。だって山にない。
だったら寿人に危ないを次に引いてを切れるように、
打のヤミテンにするか。
しかし滝沢は、
寿人のお株を奪う3枚切れの
カンでリーチ宣言!
当然滝沢もこのが山に無い可能性が高い事が分かっていたが、寿人を降ろして親を連荘させたいと思っての気合のリーチだ。運が良ければを引いてアガる事もままある。
ヤミテンにして危険牌のやを引いても入れ替えられるようにした方が聴牌率が高いのか?それとも滝沢のようにド終盤ではあるものの押さえつけリーチした方が連荘率が高まるのかはよく分からないが、滝沢は後者だと思ったのだろう。
この後滝沢は黒沢に追っかけリーチされて冷や汗をかくものの、この局を流局で連荘して次局で、
リーチツモドラドラ赤の6000オールをツモって勝負あり。滝沢は見事この点差のまま逃げ切り、2連闘2連勝しチーム順位を一気に4位にまで上げた。
どういう結果になろうとも最終日の金曜日になるまで4位争いは白熱しそうだ。これは最後まで目を離せなくなってしまった。
小説家に憧れる中で、競技麻雀に惚れ込んだ二十代。視聴者と一緒の視点に立ってわかりやすい記事を書いていきたい新人ライター。
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