今、私にできることをひたむきに 日向藍子の驚愕フリテン残し手順【Mリーグ2020ファイナル観戦記5/11】担当記者:ZERO

ABEMAS独走といえば、ABEMASが優勝したら多井プロは選手を勇退するのでは、と思っている。

理由1

多井プロ自身の言葉。

多井プロは常日頃から「そこまで選手として頑張りたいわけではない」と言っている。

数々のタイトルを手にし、昨年は念願だった最強位を獲った多井プロが、ABEMASを完全なる優勝に導けば、もうやり残したことはないと思ってもおかしくはない。

多井プロはすでに遥か高い麻雀の実力をたゆまぬ努力で0.01%アップさせることよりも、配信者として活動したほうが、結果的に麻雀界への貢献につながると考えている。

それに配信者としての活動が肌にあっているのか、本当に楽しそうに多くのメディアで活躍しているを見る。

先週、自身のYou Tubeチャンネルにて12時間以上ウマ娘の配信をしていた。

それも何日も連続で。

これは好きじゃないととてもできない。

理由2

藤田監督の違和感。

初年度から言われてきたことだが、チェアマンの藤田社長が1つのチームの監督をやっているという違和感がある。

自分のチームが有利になるようにルールを組めたりするので、競技の公平性に問題があるとも言えるのだ。

これまでは、右も左もわからない段階だから仕方ないよね、で見過ごされてきたものの、もう次には4年目に入る。

ABEMASの監督に多井プロに収まる可能性は十分にあると思わないか。

 

オマケ②

風林火山のオーディションのレギュレーションが公式に発表された。

https://docs.google.com/presentation/d/1QyYDeSLqDGXCSv9Uk_pVUKHJF_f52y3kb3EhgHogQ3Q/edit#slide=id.p

目についたところを語っていこう。

面白いのがポイント優遇があることだ。

団体推薦者やタイトル保持者だけでなく、SNSのフォロワー数によってポイントアドバンテージを得ることができる。

これはある意味では不公平に見えるけど、ある意味では公平だ。

しっかりと事前に公表しているのだから潔い。

これを見て申し込むも申し込まないも自由なのだから。

噂によると、とある著名な女流プロがインスタで何十万もフォロワー数を抱えており、この時点で二次審査は通過確定しているという。

実際にMリーガーになってしまったら、なんだかなって感じてしまうけども、集客力として立派な指標であるとも言えよう。

あと期間が意外と長い。2ヶ月近く4節かけて戦う。

次にエントリー費。

20000円+1節、という表現がよくわからないが、1節につき20000円ならかなり高額だろう。それでなくとも25000円は最低でも必要なので、それなりの金額と言える。

ABEMAプレミアムで放映するので、オフシーズンの目玉イベントになりそうだ。

3次審査からは、オンラインサロン・オフィシャルサポーターでの投票によりアドバンテージを得ることができる。

調べたら300ポイント投票することができるSS会員というのが1ヶ月で16500円。

これ家族や友人などに頼んで、この時期だけSS会員になってもらうことができるね。

ようは金でポイントが買えるということ。

なんにせよ、賛否を含めオフシーズンの話題をかっさらっていきそうだ。

前回の観戦記のオマケでも書いたが、私はこのムーブメントに好感を持っている。

内容はどうあれ、公明正大にルールとシステムを発表したことは、少なからず他のチームにも影響を与えたし、マンネリ化しつつある3年目のシーズンに刺激を与えたことはたしかである。

 

また、知名度やルックスが大切なのもわかる。

ABEMAやMリーグは慈善事業ではない。

麻雀界が発展していくにあたって、見てくれのいい選手は必要不可欠である。

 

ただその一方で、正直に言うと、知名度やルックスだけで選ばれた雀力の低いプロがMリーガーになったら見る気を無くしてしまうだろう。

「最高峰」を謳う以上、そういう方向で過剰な発展するくらいなら、発展しないほうがいいと考えるのは天の邪鬼だろうか。

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