何を切れば最も広いイーシャンテンになるのか、じっくり考えてみてほしいのじゃ!
を雀頭とみれば、・・で面子が3つできているのが見えたのじゃ?
そう! つまり、残りの5ブロック目を浮き牌のくっつきに求める「くっつき聴牌」の形になっているのじゃ! ここまでくれば正解まであと一歩。すなわちこの牌姿では、ととのくっつきの強さを比較し、を切るのが最も手広い一打なのじゃ~!
ではでは、本日最後の問題! 次の牌姿も「くっつき聴牌」であることに気付くかのう?
今度は何を切るのが、最も受け入れ枚数は多くなるのじゃ?
今回もまずは、「くっつき聴牌」であることを確認!
、、、で3面子と1雀頭ができているため、残る5ブロック目を浮き牌のくっつきに求める問題じゃ。強い連続形のは残すためとの比較じゃが、この2者に違いがあることに気付いたお主はとっても鋭い!
それぞれの受け入れ枚数を比べてみると
:~の5種16牌
:~の5種19牌
なんと、の方がくっつく牌の枚数が少なくなってしまっているのじゃ!
これは自分が手の内で、を暗刻として使ってしまっているために、有効牌が減ってしまっているためじゃ。
「暗刻そばはくっつき聴牌には弱い」と覚えればバッチグーじゃ!
(暗刻そばってなんか美味しそうじゃな…🍜🐤)
このように、くっつき聴牌は「一見つながって見える部分よりも、強い孤立牌を残した方が効率的に聴牌を組める場面」も非常に多いのじゃ。
ここぞという場面で使いこなせば、和了率もアップ間違いなしじゃ~💪!
今回のまとめじゃ!
・「くっつき聴牌」とは、「3つの面子と1つの雀頭ができていて、残り1つのブロックを浮き牌のくっつきに求める一向聴」のこと!
・「くっつき聴牌」で大事なのは、「より強い浮き牌」を選んで残すこと!
・暗刻のそばはくっつきの種として弱いため、孤立牌を残す方が価値が高まるのじゃ!
鴉天狗の姿をしたVtuber。キンマwebで『VTuber千羽黒乃の麻雀講座』を連載中。趣味は歌と麻雀。麻雀歴1000年、天鳳は最高九段。
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