VTuber千羽黒乃の麻雀講座【第45回】 聴牌速度がぐーんとアップ!「くっつき聴牌」を使いこなすのじゃ!

千羽黒乃

【2マン】【3マン】【3マン】【3ピン】【6ピン】【7ピン】【8ピン】【6ソウ】【7ソウ】【7ソウ】【8ソウ】【北】【北】【北】 ドラ【北】

何を切れば最も広いイーシャンテンになるのか、じっくり考えてみてほしいのじゃ!

【3マン】を雀頭とみれば、【6ピン】【7ピン】【8ピン】【6ソウ】【7ソウ】【8ソウ】【北】【北】【北】で面子が3つできているのが見えたのじゃ?
そう! つまり、残りの5ブロック目を浮き牌のくっつきに求める「くっつき聴牌」の形になっているのじゃ! ここまでくれば正解まであと一歩。すなわちこの牌姿では、【2マン】【3ピン】【6ソウ】【7ソウ】【7ソウ】【8ソウ】のくっつきの強さを比較し、【2マン】を切るのが最も手広い一打なのじゃ~!

ではでは、本日最後の問題! 次の牌姿も「くっつき聴牌」であることに気付くかのう?
今度は何を切るのが、最も受け入れ枚数は多くなるのじゃ?

【2マン】【2マン】【2マン】【3マン】【3ピン】【6ピン】【7ピン】【8ピン】【6ソウ】【7ソウ】【7ソウ】【8ソウ】【北】【北】 ドラ【北】

今回もまずは、「くっつき聴牌」であることを確認!

【2マン】【2マン】【2マン】【6ピン】【7ピン】【8ピン】【6ソウ】【7ソウ】【8ソウ】【北】【北】で3面子と1雀頭ができているため、残る5ブロック目を浮き牌のくっつきに求める問題じゃ。強い連続形の【6ソウ】【7ソウ】【7ソウ】【8ソウ】は残すため【3マン】【3ピン】の比較じゃが、この2者に違いがあることに気付いたお主はとっても鋭い!
それぞれの受け入れ枚数を比べてみると

【3マン】【1マン】【5マン】の5種16牌
【3ピン】【1ピン】【5ピン】の5種19牌

なんと、【3マン】の方がくっつく牌の枚数が少なくなってしまっているのじゃ!
これは自分が手の内で、【2マン】を暗刻として使ってしまっているために、有効牌が減ってしまっているためじゃ。
「暗刻そばはくっつき聴牌には弱い」と覚えればバッチグーじゃ!
(暗刻そばってなんか美味しそうじゃな…🍜🐤)

このように、くっつき聴牌は「一見つながって見える部分よりも、強い孤立牌を残した方が効率的に聴牌を組める場面」も非常に多いのじゃ。
ここぞという場面で使いこなせば、和了率もアップ間違いなしじゃ~💪!

今回のまとめじゃ!

・「くっつき聴牌」とは、「3つの面子と1つの雀頭ができていて、残り1つのブロックを浮き牌のくっつきに求める一向聴」のこと!
・「くっつき聴牌」で大事なのは、「より強い浮き牌」を選んで残すこと!
・暗刻のそばはくっつきの種として弱いため、孤立牌を残す方が価値が高まるのじゃ!
 

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