やっほーい! 儂じゃよー! 今日も元気に3000・6000!
麻雀歴1000年の鴉天狗、千羽黒乃が今週もキンマwebに参上じゃ!
前回のコラムでは「リーチの長所と短所」について説明したのじゃ。
愚形リーチが強いのは「先制」のとき! めくり合いには弱いため、他家の「押し返しのサイン」を知って不利なめくり合いを避けるべし! という記事だったのじゃ!
今週はにじさんじさん所属のバーチャルYoutuber、空星きらめ殿のチャンネルにお招き頂き、麻雀の基本を一緒に学んできたのじゃ!
(きらめ殿と「くっつき聴牌」のお勉強をしたシーンじゃ!)
関連リンク:【雀魂】教えて!千羽先生!【にじさんじ/空星きらめ】
きらめ殿は今月22日に開催される「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」の出場者として日々練習に励んでおり、その熱意と雀力は目をみはるほど! 大会での活躍も間違いなしの打ち手の一人じゃ!
この大会には儂の愛弟子にして「新春麻雀杯」の優勝者の渋谷ハジメ殿や、来月号の近代麻雀より漫画の連載もはじまる、多井隆晴プロの師匠(!?)こと郡道美玲殿も出場することが決まっており、激戦は必至!
22日は皆で一緒に応援じゃ~🎉👺🎉!
関連リンク:「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」開催!
そんなきらめ殿との練習会で印象に残ったシーンが「くっつき聴牌」! 独学で発見するのは至難じゃが、一度理解すれば聴牌効率が大幅に上がるテクニック、お主は知ってるかのう?
というわけで、今日のテーマは「くっつき聴牌」じゃ!
くっつき聴牌って何なのじゃ?
はじめに、「くっつき聴牌」とはなにかについて説明するのじゃ!
くっつき聴牌とは、一向聴の形のひとつじゃ。面子が3つ、雀頭が1つあり、残りの1つのブロックを浮き牌のくっつきに求める形のことじゃ。
たとえばこんな牌姿ならば、ととのどれかにくっつけば聴牌する、「くっつき聴牌」じゃ!
このように「くっつき聴牌」という名ではあるものの、意味する牌姿は聴牌のことではなく、一歩前のイーシャンテンの状態を指す用語なのじゃ。
「くっつけば聴牌」を略して「くっつき聴牌」と呼べば覚えやすくなることじゃろう!
くっつき聴牌ってどれくらい強いの?
さて、この「くっつき聴牌」がなぜ重要なのか!
それは、このくっつき聴牌がとっても優秀な形だからじゃ!
例えばこんな牌姿ならば
聴牌する受け入れはとのくっつき、すなわち「~と~(と)の11種」。
リャンメンが2つ残ったイーシャンテンの受け入れが4種であることと比べれば、その広さはイメージしやすいじゃろう!
この強力なくっつき聴牌を使いこなせるようになれば百人力、アガり率アップ間違いなしじゃ!
「くっつき聴牌」のときはどう打つの?
くっつき聴牌は既に4ブロックが完成しており、「浮き牌のくっつき」に5ブロック目を求める形じゃ。
つまり、くっつく牌の種類が多い牌を選んで手の内に残すことで、聴牌確率はぐーんとアップ!
くっつく牌の種類は内側の牌ほど強くなるため、3~7牌>2・8牌>1・9牌 の順で残すのが「くっつき聴牌」の基本じゃ。
例えば、こんな「くっつき聴牌」ならば…
ドラにくっつく牌は~ の5種
にくっつく牌は~ の5種
にくっつく牌は~ の4種
くっつきの種として最も弱い切りが良い、となるのじゃ!
また、くっつき聴牌でも強力なのが「連続形」じゃ。
3456のような「4連続」、3445のような「中ぶくれ」、3345のような「亜リャンメン」、3種類の連続形を覚えてるかのう? これらの連続形はくっつきの種としても孤立数牌より優秀なので、聴牌まで大事にしてやるのがオススメじゃ!
こんな牌姿ならば…
ドラにくっつく牌は~ の5種
にくっつく牌は~ の7種
にくっつく牌は~ の6種
比べて見れば一目瞭然、くっつきの種として最も弱い切りが正解となるのじゃ!
連続形の強さを忘れちゃった方は、過去のコラムで復習じゃ!
「くっつき聴牌」に気付こう!
そして、「くっつき聴牌」を使いこなすコツは、「くっつき聴牌」であることに気付くこと!
たとえばこんなイーシャンテンも、よーく見ればくっつき聴牌だと分かるかのう?