やっほーい! 儂じゃよー! 今日も元気に3000・6000! 麻雀歴1000年の鴉天狗、千羽黒乃が今週もキンマwebに参上じゃ!
今月1日に発売された近代麻雀5月号、もう読んでくれたかのう?
キンマwebのコラムと並行して半年以上に渡って近代麻雀さん本誌でも連載させてもらっていたが、今月号をもって本誌連載の方はいったん最終回となったのじゃ! 儂のような草の根の麻雀配信者を取り上げて下さった竹書房さん、素敵な4コマ漫画を毎月描いてくれたふんぼ先生、支えてくれた読者の皆様全員に、感謝の気持ちでいっぱいじゃ!
今月号には儂の大好きなVTuberさんにもゲストとして登場していただいておる。ぜひ手にとってほしいのじゃ! 本誌連載の方は終わっても、こちらのキンマwebでの連載はこれからもずーっと続けてゆくので! これからも末永くお付き合いのほど、よろしくお願いするのじゃ🙏💕!
(竹書房さま、何卒よろしくお願いするのじゃ!いつまた本誌に呼ばれても大丈夫なよう、執筆の準備はできてるのじゃ!)
先週のコラムでは「ケイテン」についてお話したのじゃ、覚えてるかのう? 流局したときに聴牌していれば、役がなくとも点数を得ることができる「形式聴牌」! たかが1000点といえども、塵も積もれば山となる。ときにはアガりを諦めたり、リスクを負ってでも「ケイテン」を狙う戦術もあるのじゃ! とお話したのじゃ。
まだ読んでいない方には、ぜひ読んでほしいのじゃ!
タメンチャンは雀グルの王者!?
リャンメンや三面張のような、好形聴牌は好きかのう? 儂は大好きじゃ!
リーチをかけたときに待ちの枚数が多ければ、それだけで幸せな気持ちになるのじゃ! ツモ和了の確率は当然アップするし、追っかけリーチを受けたとしても自信満々でめくり合いに臨めるじゃろう?
でも、どうすれば好形の聴牌を組めるか、お主は知ってるのじゃ? 今日はそのコツを伝授しちゃうのじゃ!
牌の働きを知るのじゃ!
強い待ちを作るために必要なこと!
それは牌ごとの働きを比較し、「強い待ちの材料」を残すことじゃ!
百聞は一見にしかず、まずはこの牌姿から何を切るか考えてみてほしいのじゃ✨🐦
イーシャンテンなので、・・の3択問題じゃ。一見どれを切っても良さそうだけど、それぞれの牌の働きに違いがあることに気付くのじゃ?
萬子・筒子・索子の形が、それぞれどんな働きをしているのか一緒に比較してみるのじゃ!
じゃーん! これなら分かるかのう?
繋がっているの部分がもっとも強く、シュンツが近くにあって繋がりやすいが2番目に強い! 孤立しているが最も働きが弱いので切っちゃおう、というのが正解なのじゃ!
「繋がっている牌、繋がりやすい牌は、単独孤立牌より強い」
を、まずは覚えてほしいのじゃ!
繋がった形同士の強さも知るのじゃ!
孤立した牌の強さに違いがあることを学んだなら、次に知りたくなるのは「繋がった形同士だと、強さに違いはないの?」ということじゃろう! もちろん大アリのオオアリクイ!そこに気付くとはとっても鋭いのじゃ!
今回も例題を解きながら、一緒に考えてみるのじゃ。
このイーシャンテンでは何を切れば、強い待ちが作れるかのう?
萬子・筒子・索子で1メンツづつできており、4メンツ目をどの連続形のくっつきに求めよう? という手牌じゃ。とと、どれも捨てたくないけれど、どれかを選んで捨てなきゃいけない! こんな贅沢な三択問題にも、ちゃーんと正解があるのじゃ!
さぁさぁ、ちょっと難しいけど分かるかのう? 今回もそれぞれの牌の働きを比較しながら解いてみるのじゃ!
それぞれの連続系の有効牌を並べてみれば、ご覧の通り!
注目するべきは「三面張になる牌」と「リャンメンになる牌」をあわせた「好形聴牌する牌」の数じゃ。
つまり、強さの順番に並べると
3456>3445>3345 となるので、切りが正解となるのじゃ~!
(正解者に拍手! よくできましたじゃ~👏👏!)
(「3456」のような形は4連続形、「3445」は中ぶくれ形、「3345」は亜リャンメン形、なんて呼んだりするので、覚えておくとちょっぴり物知り博士さんになれるのじゃ!)
繋がった形は 4連続形>中ぶくれ形>亜リャンメン形 の順番で強い
と覚えてほしいのじゃ!
4連続形同士でも、違いがあるのじゃ!
ここまで読んだら、次に儂が何を言うかは予想が付いているじゃろう? そう、「同じ連続形同士の強さの比較」じゃ! 例題じゃじゃーん!(効果音)
萬子、筒子、索子で4連続形ができているイーシャンテンじゃ! 4連続形からどれか1つを選んで捨てなければいけない、こんな牌姿からは何を切るのが良いかのう?
今回も、それぞれの連続形の働きを比べてみるのじゃ!