VTuber千羽黒乃の麻雀講座【第38回】 チリも積もれば山となる! 知って差がつく「ケイテン」術じゃ!

 

やっほーい! 儂じゃよー! 今日も元気に3000・6000! 麻雀歴1000年の鴉天狗、千羽黒乃が今週もキンマwebに参上じゃ!

先週のコラムでは「アシストと絞り」の基本を説明したのじゃ。

捨て牌を使って下家をサポートしたり足止めしたりすることで、全員のスピードをコントロールできる2つの補助魔法「アシスト」と「絞り」。これを使えば、自分がアガれなさそうな手のときにも戦術の幅が広がるのじゃ!

まだ読んでいない方には、ぜひ読んでほしいのじゃ!

VTuber千羽黒乃の麻雀講座【第37回】 他家の速度をコントロール! 2つの補助魔法、「アシスト」と「絞り」!

 

「ケイテン」ってなに?

誰のアガりも出ずに流局したときに、点棒が増えたり減ったりしたのを見たことがあるじゃろう? 流局したときに聴牌(テンパイ)していた人は、聴牌していない人から「テンパイ料」として点棒をもらうことができるのじゃ! このときに役がない聴牌だったとしても点棒をもらうことができ、これを「形式聴牌(ケイテン)」と呼ぶのじゃ。

(「役無し聴牌」なんて呼ぶ人もいるけど同じ意味じゃよ。)

 

このケイテンによる収入は聴牌していた人の人数によって変わるのじゃ。具体的な点数は

 

流局時に聴牌していた人が…

・一人なら 聴牌した人+3000点 聴牌してない人-1000点

・二人なら 聴牌した人+1500点 聴牌していない人-1500点

・三人なら 聴牌した人+1000点 聴牌してない人-3000点

 

となっておる。

(4人聴牌、または4人ノーテンのときはやりとりなしじゃ!)

 

-1000点と書くと微々たる数字に見えてしまうかもしれないけれど!

1000点を笑う者は、1000点に泣く👺! ……こともあるのが麻雀じゃ!

聴牌を取れなかったら最大で4000点も差がついてしまうと考えると、決して軽視できない点数じゃろう? チリも積もれば山となる! アガれない局でもしっかり聴牌を取ることができるようになれば、点棒を稼ぐチャンスを増やすことができるのじゃ!

「ケイテン」は時期が大事!

形式聴牌って大事なんだな! よーし、この局は形式聴牌を取るぞ!

ちょちょちょーーーーい!?

その気持ちも立派じゃが、まだ11巡目。この手は焦ってケイテンを取らずとも、まだまだアガりを目指せそうじゃ! 形式聴牌も大事だけれど、麻雀の基本は自分のアガり。捨て牌が3段目に入るまでは、あまりケイテンのことは考えなくて良いじゃろう!

(時は流れて16巡目……)

とぁーーーーーーーーー👺!

分かる! すごく分かるのじゃ! ここまで美しく育った手牌、リーチという花を咲かせてやりたい! 確かにリャンメンが2つ残った形の良い一向聴じゃが、もう16巡目! そろそろ聴牌を取っておきたいところじゃ!

ここで衝撃の事実を1つお伝えすると! 実は巡目が進めば進むほど、手牌の価値というのは下がっていくのじゃ。

残りのツモ番が少ない状況では、アガりの抽選を受けられる回数も残り僅か。いかに広い・高い聴牌を入れたとしても、もらえる点棒の期待値は序盤・中盤よりもがくっと下がってしまうのじゃ。

役満の聴牌を入れたとしても残り0巡では聴牌料の価値しかない、といえば伝わりやすいかの?

🐤じゃあいったい、何巡目からケイテンを取ればいいのさ!?」

うむ、その疑問はしごくごもっとも!

1つの基準をあげるならば「残り3巡」! 例示した牌姿のようなリャンメン2つの一向聴ならば、残り3巡目から形式聴牌を取るのがオススメじゃ!

これをひとつの物差しとして、

こんなふうにカンチャンが残った、門前での聴牌がもっと厳しい形ならば、ケイテンの時期を早めて「残り4巡目」から聴牌を取るようにしたり!

これくらい受け入れの広い形ならば門前でも聴牌する確率が高いので、「残り2巡目」まで形式聴牌はガマンする、といったように!

手の価値に応じてケイテンを取る巡目を「残り3巡」前後で調節するのが、より実戦的なケイテン取りの判断基準じゃ!

ケイテンの押し引き!

ここまでお話してきた通り、ケイテンとは役がないテンパイのことじゃ。ということは、

👺「ふんぬっ……ぬぉおお!! ツモぉおおおおーーー!!」

って言ったところで、役がないのでアガれないのじゃ。世の中世知辛いのじゃ……。

つまり、他家のリーチに対して「こっちだってテンパイしてるから!」と押しても、「めくり合いに勝ってアガる」ことができないのじゃ。

そのため、役アリの聴牌よりもリーチに対して押す価値が低くなっているのじゃ。

まだ残りツモ番が2回、3回とあるところから頑張って無筋を押しても、自分はアガることができない! 1枚押しても次巡、さらに次巡と「1枚押しても、テンパイ維持のためにまだまだ危ない橋を渡らなければいけないときは、諦めてオリる」のが良いじゃろう。

 

ではでは、残り1巡のときはどうじゃ?

すなわち、「この一牌を通せばケイテンで流局できる!」というときにはどうするのじゃ?

ここからは更に踏み込んだちょっぴりマニアックなお話じゃが、お付き合いいただければ幸いじゃ。

こんなケイテンをして、最後の1巡で持ってきた通っていない。これは押してもいいのじゃ? それともオリた方が良いのかのう? こんなとき、儂は頭のなかにこんなダーツを思い浮かべて考えるのじゃ!

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