強い人との戦いを楽しみ、
結果を出して期待に応えたい
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【浦野修平インタビュー】
浦野修平(日本プロ麻雀連盟)
Twitter:https://twitter.com/shuheiurano1223
-オーディションに参加した動機はどんなものだったのでしょうか。
私くらい無名の男性プロが、急にMリーグに入ることはできません。こういうチャンスがある以上、飛び込まないことには結果を出せないので、必ず出た方がいいと思って参加させていただきました。
-周りの方のアドバイスや後押しはありましたか。
働いている新橋ベルバードの方からは、出た方がいいというお話をいただきました。そこは自分の思いとも一緒でした。
-ベルバードさんは、スタッフとお客さんの距離が非常に近いお店だと思います。お客さんからかけられた言葉も多いのではないでしょうか。
出場についてはあまり周りの方に話していなかったんですけど、速報が出て名前を載せていただいたり、順位表の上の方に入っていたりすることで、「期待しているよ」という声をかけていただけます。そういう声があると、皆さんのためにも頑張らなきゃいけない、という思いは強くなります。懇意にしている方はよく声をかけてくださいますけど、会う頻度の少ない方でも成績を見たとおっしゃっていただける方が増えました。幅広い方に声をかけていただけるようになったのは、本当にありがたい話です。
-今回は他団体の方を含め、普段戦わないような強い方と当たる機会が出てくると思います。
それが今回、一番大きかった部分だと思っています。結果うんぬんはさておき、いろいろな団体のタイトルを持った方、トップリーグに所属している方と毎回同卓できます。全力で戦えるのがありがたくて楽しいですし、終わった後に力になっていることも実感できます。間違いなく、出たことに意味はあったと思います。
-オーディションにかける意気込みをお願いします。
オーディションを開催したEX風林火山には尊敬できる自団体の先輩方がいらっしゃいますし、好きな雀風ということもあって、個人的に応援していました。そのチームのオーディションに参加して、強い方々とたくさん戦えて楽しいというのはありますけど、そこで結果を出して応援していただいている人たちの期待に応えるのが目標の一つです。まずは上位6人に入って、皆さんに喜んでいただきたいですね。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。