地獄の210分間を勝ち上がったのは稲波崇さん(リーグ戦最強位)!!
本日10月30日(日)12時より、「麻雀最強戦2016 アマチュア代表決定戦」が行われ、その模様はAbemaFresh!・ニコニコ生放送の麻雀最強戦チャンネルにて生配信された。
【実況解説】小山剛志・梶本琢程・馬場裕一・河野高志・高橋侑希(最強戦ガール西日本)・優月みか(最強戦ガール東日本)・ASAPIN(初代・11代天鳳位)
5月から順次行われた、地方予選を勝ち上がった各地区の最強位が16名集結。4卓に分かれて、各半荘1回のトップ者が決勝戦に勝ち抜け。さらに決勝1回のトップ者が本年度の全国アマチュア最強位となる。
そして全国アマチュア最強位には、12月11日に行われる麻雀最強戦2016決勝ファイナルに進む権利が与えられる。
【出場者】
A卓 鈴木暁(東東京最強位) 宮本駿(名古屋最強位) 山越貴広(北関東最強位) 稲波崇(リーグ戦最強位)
B卓 西田佳正(近畿四国最強位) 牛嶋光博(中部最強位) 松崎真也(西東京最強位) 大口守信(シニア最強位)
C卓 熊澤秀雄(九州最強位) 田切貴紘(東北最強位) 畑内健志(南関東最強位) 中原龍(学生最強位)
D卓 山本晃(北海道最強位) PERFECTRAIN(中国最強位) 村上公成(大阪最強位) 高橋凌(前年度アマ最強位)
厳しい地方予選を勝ち抜いただけあっていずれの卓も見劣りしない激戦が繰り広げられ、以下の4名が決勝メンバーに勝ち上がった。
A卓勝ち上がり:稲波崇(リーグ戦最強位)
B卓勝ち上がり:西田佳正(近畿四国最強位)
C卓勝ち上がり:熊澤秀雄(九州最強位)
D卓勝ち上がり:PERFECTRAIN(中国最強位)
決勝戦は、起家からPERFECTARIN・稲波・西田・熊澤の座順でスタート。
東1局、親のPERFECTRAINのリーチは流局し、静かな立ち上がりとなる。ところが、このPERFECTRAINの親がなかなか落ちない。リーチからの流局、役牌のバック仕掛けなどを駆使して巧みに親番を維持。3本場まで粘って、ついにリーチ・ツモ・ドラ1・ウラ1のマンガンを成就させ、トップ目に立つ。
この長い東1局に終止符を打ったのは稲波。ドラアンコの手を即リーチすると、西田がワンチャンスで一発放銃。するとウラドラがダブドラになっており、なんとバイマンのアガリ。これで稲波が一気にPERFECTRAINに肉迫する。
そして南1局、稲波にドラアンコの大物手が入る。稲波は親のPERFECTRAINのリーチに、果敢に追い掛けてツモアガリ。ウラドラを1枚乗せてハネマンのアガリとなり、逆転に成功する。
そして南2局2本場、稲波がハイテイでタンヤオ・ツモ・イーペーコー・ドラ2というドラのカンチャン待ちの6000オールをツモって一時は8万点オーバーの点棒を稼ぎ出す。普通ならこれで優勝は確定するところだ。
ところが、そうはならないところが麻雀最強戦の怖いところ。PERFECTRAINが大逆転の国士無双のテンパイを入れるが、これは成就せず。また、ラス親の熊澤が粘りに粘って、あわや大逆転というところまで迫ったりと数限りないヤマを越えてオーラスは6本場を迎える。
事実上、熊澤と稲波の一騎打ち。最後は稲波が熊澤から討ち取り、優勝を決めた。
3時間半という麻雀最強戦史上最長の対局となった激闘を制した稲波がファイナルへの切符を手にした。
この長丁場を勝ち上がった稲波さんが、ファイナルで台風の目になることは間違いない!
▲あわや大逆転かと思わせたPERFECTRAINさんの国士無双テンパイ
▲オーラス6本場、稲波さんがタンヤオのテンパイにとると…▲テンパイ必須の熊澤さんがポンテンにとるが、稲波のアタリ牌が出てしまい終局
▲地獄の3時間半となる最長の半荘を制したのは稲波崇さん!
この戦いはAbemaFresh! またはニコニコ生放送の麻雀最強戦チャンネルにて視聴可能です(視聴制限アリ)。
配信ページはコチラ。
AbemaFRESH!⇒ https://abemafresh.tv/mahjongsaikyosen/49933
ニコニコ生放送⇒ http://live.nicovideo.jp/watch/lv278816265
※文中敬称略
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