撃って撃たせぬサブマリン ままならぬ水中戦で、闇に潜んだ瑞原明奈の急襲【Mリーグ2021観戦記12/13】担当記者:東川亮

しかし、亜樹が一発目に切ったリーチの現物【9ソウ】が、瑞原のチャンタサンショクへの放銃となって決着。一度もツモれずチャンス手が霧散するのは、本当に悔しい。他にも、自身の満貫一発ツモが瑞原の一発消しによって2600出アガリになった不運もあった。

瑞原にとっても難しい局面は多々あった。彼女はそれらを巧みに乗り切って、要所を抑えつつ相手のチャンスをつぶし、アガリ3回放銃ゼロという理想的なスタッツでトップを持ち帰った。

この試合を「水中戦」とたとえたのは、「水の中、潜水艦に乗った女海賊が見事な戦いで勝利を収めた」という筋書きに当てはめたかったからである。結構無理やりだけど。

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