クリスマスの夜に放たれた雷電の光【Mリーグ2021観戦記12/24】担当記者:越野智紀

黒沢はかなり考えて【8ピン】を切りましたが

すぐに丸山から【7ピン】が打たれてしまいます。

【9ピン】を切ってカン【7ピン】にしていればなんていうのは無理な注文に聞こえるかもしれませんが、

【1ソウ】【2ソウ】【2ソウ】【3ソウ】【4ソウ】【4ソウ】【5ソウ】【6ソウ】【7ソウ】【7ソウ】【7ソウ】【8ソウ】【8ソウ】【9ソウ】

過去にこの手から【8ソウ】切りでリーチツモハイテイ一通の三倍満というスーパーセレブプレイを見せられたことがある黒沢マニアとしては、もしかしたら今回もあるのではと思っていました。

結局このチンイツは空振りに終わり高宮に4,000オールを引かれて瞬間並ばれましたが、次局南2局1本場

高宮からの危険な雰囲気を察した黒沢は

【6マン】を掴むもディフェンス開始。

手牌の中央にロン牌を収納し、高宮への放銃を回避します。

【6マン】でアガらせてもらえなかった高宮は、その後に入った岡田のリーチに放銃して失点。

この守備力が勝負を分け、高宮・岡田の追撃を振り払い逃げ切り。

メンゼン高打点のセレブ打法と高い守備力という二つの武器で自分らしい麻雀を打ち切り、チームも鼓舞する自身4勝目を挙げました。

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