卓上に 高らかに響く 牌の音 MVP挑戦権を手繰り寄せた沢崎誠の剛腕【Mリーグ2021観戦記3/7】担当記者:東川亮

沢崎と松ヶ瀬がMVPへの挑戦権を争って戦った一戦だったが、その明暗はくっきりと分かれた。スタッツの上では、やりたい放題だった沢崎に対し、松ヶ瀬はほぼ何もできなかったような形に。ただ、それも東3局1本場の待ち選択がうまくいってアガれていたら、どうなっていたか分からない。麻雀は本当に、1牌の後先、一つの選択が結果を大きく左右する、怖くて面白いゲームである。

試合を終え、沢崎は個人ランキング首位の瑞原まで12.8ポイント差と迫った。レギュラーシーズン最終日にはもう一度、サクラナイツとパイレーツの試合が組まれている。最終戦でMVP争いの直接対決・・・もちろん各チームの事情や考え、選手の意志は尊重されるべきなのだが、ファン心理だけで言えば、そんなしびれる戦いをぜひ見てみたい。

さあ、どうですかパイレーツさん、そして瑞原選手。我々でMリーグを思い切り盛り上げませんか?

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