この
が勝負手を育て上げた多井からこぼれる。
ポンして聴牌。そしてこの
を
多井がポン。エールの交換。内川![]()
、多井カン
。またしても捲り合いだ。
しかしそこに伏兵:魚谷が現れる。あの配牌から引きに引いて何とマンガンの聴牌。この
は3枚切れだが、現状誰が引いてもツモ切る牌だ。
多井が
を鳴いて聴牌変わらず。待ちを![]()
に増やした。これで内川とは正真正銘の捲り合い。山に3枚。
優勝を決めるターニングポイントになりかねないこの一局。運命の女神は……
あまりにも残酷に多井に背を向け、魚谷に微笑んだ。
これで魚谷に8300と供託一本の加点。
寿人を100点捲ってのオーラスは……
自らの手で決着をつけた。
残り4戦。まだまだ全チームに現実的な可能性が残っている。ここから何がどうなるか。全ては4/26㈫を迎えたときにわかるだろう。

日本プロ麻雀連盟所属・35期後期生。麻雀と着物と民俗学が大好きなプロ雀士。
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