だれも皆 苦しみを抱いてる…… ドラフト1位指名者達の苦悩の戦い【Mリーグ2021-22ファイナル 観戦記4/22】担当記者:渡邉浩史郎

この【發】が勝負手を育て上げた多井からこぼれる。

ポンして聴牌。そしてこの【白】

多井がポン。エールの交換。内川【4マン】【7マン】、多井カン【7マン】。またしても捲り合いだ。

しかしそこに伏兵:魚谷が現れる。あの配牌から引きに引いて何とマンガンの聴牌。この【3ソウ】は3枚切れだが、現状誰が引いてもツモ切る牌だ。

多井が【5マン】を鳴いて聴牌変わらず。待ちを【4マン】【7マン】に増やした。これで内川とは正真正銘の捲り合い。山に3枚。

優勝を決めるターニングポイントになりかねないこの一局。運命の女神は……

あまりにも残酷に多井に背を向け、魚谷に微笑んだ。

これで魚谷に8300と供託一本の加点。

寿人を100点捲ってのオーラスは……

自らの手で決着をつけた。

残り4戦。まだまだ全チームに現実的な可能性が残っている。ここから何がどうなるか。全ては4/26㈫を迎えたときにわかるだろう。

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