【中級戦術】咲乃もこが多井隆晴に学ぶ・32【魂天への道】

皆さんこんもこ!(•ᴗ•)
ゲームとお酒とカレーが大好きなVtuber咲乃もこ(さきのもこ)です♪

前最強位でRMU代表、渋谷ABEMAS所属の多井隆晴プロが指導して下さる魂天計画コラボ記事第32弾です。

今回も、私が実際に打った牌譜を見てもらいながら麻雀を教えていただきます♪

今回は私が放銃した局、多井プロなら回避できていた、というお話…!!
Mリーガーの方でも、99パーセントの方は私と同じ打牌になると思う、とのことでした!
多井プロの素晴らしい一打、ぜひ見ていってください♪

もこ→打【7ピン】

多井プロ「そうだよなぁ、【7ピン】切っちゃうよなぁ。」

もこ「え! 他の選択肢あるんですか?
【3ピン】【6ピン】引いたらタンヤオになりますし…」

多井プロ「そう。だから、打牌としては【7ピン】で合ってるんだよ。
間違いってことはない。
だけど僕は【4ピン】切るんだよね」

もこ【4ピン】切るんですか!?」

多井プロ「うん。
僕は3枚見えの【7ピン】で鳴かれるのが嫌なんだよ」

もこ「あ~!確かに鳴かれたらド急所ですもんね…」

多井プロ「そう。【1ピン】が通っていなかったら【7ピン】になるんだけど、
この場合は【1ピン】が通っているから【1ピン】【4ピン】がないし、僕は【4ピン】切の方選ぶかな」

もこ「これ実際鳴かれるんですよ!!!!」

もこ「結果的に、凄い急所鳴かせちゃいました」

多井プロ「こういうところ僕は結構鳴かせないとか考えるから。
だから僕の下家は負けやすいんだよ」

もこ「確かにそう言われれば、手牌にタンヤオ変化がなければ【4ピン】切ってますねこれ…
この局どうにかできたかもしれないのか…!!
自分もラス目本手だし、仕方ないくらいに思ってました!!」

多井プロ「僕は【4ピン】しか打ったことないね。
Mリーグの世界とかでも、99パーセントは【7ピン】切ると思うよ。
ここで【4ピン】切なんて考えるのは、めちゃくちゃ守備寄りの人だけ。
ただ僕はここで【7ピン】切ってると成績は安定しないって思ってる」

もこ「わ~~!!!! タンヤオに踊らされた~!!!!!」

多井プロ【6ピン】タンヤオ変化するわけだし、【3ピン】だけの話だもんね、これ。
【3ピン】だけの話で、そんなに得かな?【7ピン】切ること。
もちろんタンヤオある分【7ピン】切が間違いじゃないのは分かるけど、僕は疑問だね~。
普通は【7ピン】でいいけどね。
こういうのが敗因になったりするんだよ、意外と。
今回3枚目の【7ピン】だけど、4枚目だともっと気を付けるな、それこそもろネック鳴かせることになるからね」

もこ「全然頭にない話でした。面白い…!」

多井プロ「逆に下家の河がもっと油っこくて、絶対にテンパイしてるな~って河だったら
今度は絶対に【7ピン】切らなきゃいけないんだよ。
マンズとかソウズばらばら切れてたりして、もう待ちピンズじゃんって時とか、
カン【4ピン】に放銃したらバカだから。その時は対面に合わせて【7ピン】切らなきゃダメだね」

もこ「まだテンパイしてないんじゃないのくらいなら、【4ピン】切が有効になる場面が結構あるっていうことですね!」

多井プロ「そうだね。まぁ難しい話だけど」

もこ「この局、結局下家に放銃になるんですよ」

多井プロ「うわ、本当だ」

もこ「たかちゃんなら下家に【7ピン】チーされていないので下家テンパイ入っていない可能性が高そうですし、
この超勝負手あがれてたかもしれないですね!!
”ネックを鳴かせない”ということ、少し意識してみます!」

多井プロ「なかなか高度なことだけど、引き出しとして覚えておいて~」

もこ「分かりました!ありがとうございます!!!!」

さいごに

タンヤオがある分、当たり前の【7ピン】切だと思っていましたし、
自分もラス目勝負手で、これで放銃になっても仕方ないと思っていましたが、
まさかのこんな形での回避方法があったとは…!

思いもしなかった回答で、とても面白い話が聞けました!
まだまだ麻雀には知らない技術もたくさんあって、帆の津に面白いです♪

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